先日、中国・九州地方への雑誌や書籍の配本が1日遅くなるというニュースを目にした。
運送関係者の労働環境の改善のあおりらしく、物理的に東京から遠い以上仕方ないとオレは思うのだが、
SNS上では、これに否定的な意見も少なくないように見える。
いわゆる「文化の格差」の問題を主張するツイートも複数見かけた。
しかし、電子書籍があるではないか、とオレは思う。
電子書籍であれば、中国地方だろうが九州だろうが離島であろうが、
インターネットさえ繋がっていれば、発売日の0時には雑誌や書籍が買える。
何が何でも紙で買いたいのでなければ、特に格差はない。
そもそも、なぜ紙の本にこだわるのだろう。
一部の本を紙で所有したいことはわかるが、すべてを紙で所有する必要はない。
そもそも、特別に紙で所有したいだけなら、発売日が多少遅くとも問題にはならない。
内容だけなら、電子書籍で東京の人間と同時に読めるからだ。
また、とりわけ漫画雑誌などは電子書籍のほうが圧倒的に画質もよく、保存にも適している。
写真集ならともかく、雑誌のグラビアページなども、電子書籍で購入してiPadで読むほうがきれいだ。
これは現金にこだわる人々と同様の問題であり、
明らかに無駄な消耗だとオレは思う。
以前、森博嗣が何かの本で「近い将来、印刷書籍は記念品のような扱いになる」と書いていて、オレはそれに同意したが、
どうも、それは近い将来ではなく、相当に遠い未来のことになるかもしれない。
【今日のまとめ】
iPad Proを買えば済む話。というわけで。
- 2019/03/13(水) 20:00:00|
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