怠惰と汗と現実と無職時代に積んでおいた経験

キムラヤスヒロ（鳩）公式ブログ

無職時代に積んでおいた経験

先日のエントリで記したが、この前の三連休に、静岡の「サウナしきじ」に行った。
新幹線や電車ではなく、車で片道250kmほどを一人で運転して行った。

この程度の運転であれば、慣れているので特に苦ではない。
むしろ、プライベートな空間を確保したまま移動できる点で、新幹線よりも個人的にはよほど楽に感じる。

こうやって週末にある程度の距離をドライブして旅行に行けるのは、無職時代の経験が生きていると感じる。
もしオレが新卒で就職していて、23歳のときから週末にしか出掛けられない状況であったなら、
とても、いま週末に静岡まで車で行くことなどできなかっただろう。
そもそも、自分の車を持ってさえいなかったはずだ。

無職時代、オレは平日・休日を問わずあちこちに出掛け、ある意味では遊び呆けていたが、
その経験はいい方向に生きている。
遊び方の経験値を積むことができたからだ。

きっと、器用で体力のある人間なら、新卒で就職していても同じような経験を積めるのだろうが、オレはきっと無理だっただろう。

オレはさんざん遊んだし、さんざん暇を持て余したが、
そのおかげで、就職してからも、それなりに余裕を持って休日を楽しめている。
長距離ドライブの楽しみ方や、一人遊びの仕方、
大衆酒場での一人飲み、サウナの入り方など、
同世代に勝っているとは思わないが、少なくとも、それなりに知ることができていると思う。

その状態で就職できたのは、かなりのメリットだと感じるし、
その意味で、オレの無職時代は無駄ではなかったと、オレは胸を張って言える。

【今日のまとめ】
結果オーライではあるが。

というわけで。