自室で、暇なときにふとめくる本がある。
いずれも昭和期に刊行された「物故人名録」と、「日本人物辞典」という本だ。
以前、電気通信大学の図書館が除籍本を一冊100円で頒布したことがあり、その際に購入した。
前者は人物の名前と肩書きが書かれているだけで、
後者は、歴史上の人物から当時存命であった人物まで、幅広い紹介がなされている。
古い本なので内容はあまり面白くないが、
端的に、人名を眺めるのは楽しい。
人名を眺めていると、いろいろな想像ができる。
親はいったいどんな意図でそんな名前を付けたのだろうかとか、
きっとこの文字はここから取ったのだろうとか、
この名字はきっとあそこの地域のそれだろうとか、
それが当たっているかどうかは全くわからないが、とにかく想像はできる。
そこまで行かなくとも、単に響きがかっこいいとか面白いとか、そういうことを考えるだけでも楽しい。
同じ理由で、オレは、何かしらの名簿とか、結婚式の席次表を眺めるのも好きだ。
人名を眺めて楽しんでいるというのはまるで頭がおかしいようだが、
きっと同じ嗜好を持っている人も少なくないと、なんとなく思う。
人の名前ひとつで楽しめるのはお得なことであり、それは無駄な消耗の対極にあるように思える。
【今日のまとめ】
自分の名前の響きも嫌いではない。というわけで。
- 2019/02/07(木) 20:00:00|
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私も、谷中村の村民名簿を暇なときに眺めます。
眺めながら、今度お墓参りの途中に、往来の無い遠い親戚の家に訪ねて行ったら・・・・・、まあ嫌がれるだろうなあ。などど考えてみたりします。
- 2019/02/08(金) 23:21:46 |
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- 大野 #-
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>大野さん
コメントありがとうございます。
村民名簿は私も眺めることがよくあります。
谷中村民の子孫であることを皆さんが必ずしもプラスに感じているとは限らないのが難しいところですね。
私は、話のタネにもなるのでプラスに捉えていますが。
- 2019/02/09(土) 15:05:20 |
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- キムラヤスヒロ(鳩) #-
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