きのう、久々に新宿の「アルプス」という居酒屋に行った。
元は数人で別の店で食事をする予定だったが、金曜の夜ということもあってか満席で入れず、
他のめぼしい店も軒並み混雑していた。
そのため、かつてよく行った「アルプス」に行ってみたところ、空いていたのでそのまま入ったのだ。
注文がタッチパネル式に変わっていた以外は、店内はほとんど変わっていない。
ビールやハイボールがやたらと安いのも、10年近く前と同じだ。
塩昆布ポップコーンやスタミナうずらはメニューになかったが、わさび巻は健在だった。
安いが味はまともなハイボールを飲みながら待っていると、おなじみの小さな巻き寿司が現れた。
緑色のきれいなそれを口に放り込み、噛む。
数秒すると、わさびの強烈な風味と刺激が粘膜を襲う。
そして、涙がとめどなく溢れる。
人によっては罰ゲームとしか感じないような食べ物で、実際、食べた直後は「もういい」と思うのだが、
なぜだか、すぐにもう一つ食べたくなってしまう中毒性がある。
酒に合うというのもあるが、それだけではない不思議な魅力だ。
学生の頃に一番行った居酒屋は、おそらくこの「アルプス」だろう。
サークルの先輩とここで夕方から飲み、深夜にその先輩の家まで歩いて泊めてもらったことが何度もある。
そんな思い出の場所で、スーツを着てまたわさび巻を食べることができたのは、感慨深い。
【今日のまとめ】
家で塩昆布ポップコーンを自作した思い出。
というわけで。
- 2019/02/02(土) 23:27:13|
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