このところ、音声認識のスピーカーが流行っている。
AmazonやGoogleが発売しているスピーカーにはAIが搭載されていて、
買い物や音楽の再生、家電の電源のオンオフまで、話しかけるだけでやってくれるらしい。
オレはそうしたガジェットの類は好きなほうなので、それらのスピーカーに興味がないわけではないが、いまのところ導入していない。
部屋で一人で声を発するのが、どうにも不気味で嫌だからだ。
AIスピーカーを使うには、当然、部屋で一人で声を発することになる。
そうした仕組みなのだから当たり前だが、オレは、それが嫌なのである。
なにか具体的に説明できる理由があるわけでもないのだが、
人間ではない相手に話しかけることが嫌なのと、
一人でいるときまで自分の声を聴きたくないというのが大きいのかもしれない。
同じ理由で、オレはiPhoneをずっと使い続けているにもかかわらず、Siriを使ったことが一度もない。
街中でSiriに話しかけている人を見かけることがあるが、よくできるものだと思う。
もっとも、オレはそうした人たちをまったく悪く思わないので、これはオレ自身の問題だ。
人によっては、こうしたオレのAIに話しかけることへの忌避を、「それこそお前の言っている無駄な消耗ではないか」と思うかもしれない。
しかし、いま感じている不気味さを無理やりはねのけてまでAIに話しかけるほうが、
オレにとってはよほど無駄な消耗だと感じてしまうのがいまの素直な気持ちだ。
【今日のまとめ】
Siriの登録時だけは顔を真っ赤にしながら小声で話しかける。というわけで。
- 2019/01/27(日) 20:37:54|
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