先日、センター試験を受けたときの話を書いた。
結局、オレは私立大学に進学したわけだが、
いまになって思うのは、オレは頭を使う勉強をほとんどしてこなかったということだ。
オレの入った慶應義塾大学の入試は、英語と日本史のマーク式の試験だけで入れた。
いちおう小論文の試験もあるが、
仮に小論文が0点でも、英語と日本史で8割を得点できれば合格できる計算だったので、事実上は2科目に等しかった。
オレは高校生の頃、英語が得意だった。
英語が得意といっても、それは受験英語の話だ。
英語の試験では常に偏差値は70を超えていたが、オレは英語を話せないし、聴くこともできなかった。
あくまで、点の取り方を知っていただけだ。
そもそも、受験英語を勉強だと思ったことはなかった。
ただ書いてあることを読むだけなので、なぜこれが試験科目なのかずっと不思議だった。
特別、頭を使う必要もなかったからだ。
また、日本史も頭を使う必要はなかった。
とりわけ、マーク式の試験とあっては、ほとんどゲームと同じで、
ただ知っていればそれだけで合格できてしまう。
オレは日本史も勉強だと思ったことはない。
結局、オレは頭を使わず、勉強ではない科目だけの試験に合格して大学に入ってしまった。
だが、名前は有名な大学なので、
周囲からは「勉強ができる人間」のように見られる。
勝手に期待されて、勝手に幻滅されるのだ。
結局、オレは頭を使わなければ合格できない司法試験に落第したのだが、それは当然の話である。
再来年からは、センター試験がなくなると聞いた。
世間には批判的な意見が多いが、
頭を使うという意味では、新しい試験のほうが世の中のためにはいいのではないかとオレは思う。
もっとも、新しい試験が本当に頭を使うものなのかどうか、オレにはわからないのだが。
【今日のまとめ】
リスニングは死ぬほど苦手だった。というわけで。
- 2019/01/24(木) 20:00:00|
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