先日、あおり運転で2人を死に追いやった男が懲役18年の判決を受けたというニュースを目にした。
このようなケースでも危険運転致死が適用され得るという判断は法的な観点からも興味深いし、
量刑としても、現実的なラインでできる限りの厳罰を化した良い判決だと思う。
あおり運転をする人に対しては、皮肉ではなく、「すごい」という感情が湧く。
オレはあおり運転などしたくないが、
仮にしたいと思ったところで、あおり運転などできないだろう。
オレには、車間距離を詰めて走行しても追突しないでいられるような運転技量はない。
また、あおり運転をすれば急ブレーキが増えるが、
無駄な急ブレーキは車を傷めるので、無駄な消耗になる。
オレのマツダの車には運転技量を診断するシステムが付いていて、
緑・青・白の三色のランプが、ハンドルの切り方やアクセル・ブレーキの踏み方に応じて点灯する。
白のランプが点灯するときは揺れの多い悪い運転で、運転終了時に表示されるスコアも低くなる。
あおり運転をすれば急ブレーキにより白のランプが何度も点灯し、
平均スコアが下がってしまうので、オレはそんなことはしたくない。
それに、他人を殺してしまう以前に、自分が死ぬのが何よりも怖い。
あおり運転をする側が追突するのだから、死のリスクは自分の方が高い。
回避可能なミスによる死は無駄な消耗の極致だ。
あおり運転をする人は、なぜ無駄な消耗をするのか理解に苦しむが、
そうした人間を無視せずに理解に苦しむことのほうが、よほど無駄な消耗なのかもしれない。
【今日のまとめ】
車間距離は長く取るタイプ。というわけで。
- 2018/12/16(日) 20:00:00|
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