先日、久々に東京競馬場に行った。
秋の天皇賞を観るためだ。
場内はそれなりに混んでいた。
出走頭数が少ないこともあってか、ダービーやジャパンカップのときほど観客は多くないが、
わざわざ生観戦に来る人たちはレース直前はスタンドに出てくるので、体感の混雑度はあまり変わらない。
結局、オレは知人たちと、比較的空いている4コーナー付近の芝生で観戦した。
有馬記念のときの中山競馬場の内馬場もそうだが、
基本的に、こうした空いている居心地のいい場所では、レースの状況はよくわからない。
馬たちが走ってくる様子は見えるが、肉眼では一瞬だ。
実況はほとんど聞こえず、ビジョンも遠い。
結局、雰囲気だけを味わうことになり、レース結果はしばらくしてはじめて分かる。
だが、それも案外楽しい。
そもそも、レースをしっかり見たいだけなら、家でテレビで見るほうがいい。
馬券もインターネットで買える。
それでもわざわざ現地に来るというのは、
現地ならではの何かを求めているということだ。
結果ははっきりわからなくても、何となく盛り上がる。
そのライブ感を味わいに来ているのだと考えれば、
レースが多少見えなくてもいいのではないかとオレは思う。
結局、きのうの府中で一番はっきりと見えたのは、放馬したダンビュライトだった。
レースそのものではないが、やはり、現地でしか味わえないものは確実にある。
それは、無駄な消耗とはほど遠いものだ。
【今日のまとめ】
戸崎さんは見えなかった。というわけで。
- 2018/11/01(木) 20:00:00|
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