久々に川崎に行った。
オレの勤める会社は川崎に工場を有していて、その工場見学が目的だった。
工場の内部は秘匿性が高いため、ここにその詳細を書くことはできないが、
本社勤務ではわからない現場の光景を見ることができ、実りの多い体験になった。
見学は11時半には終わり、バスで川崎駅前へと戻った。
この後本社に戻るのだが、どうせなら、昼食は川崎でとっていきたい。
川崎で何を食べようかと考えたときに、真っ先に思いついたのが「丸大ホール」だった。
丸大ホールといえば、大宮の「いづみや本店」のような大衆酒場だが、同時に大衆食堂でもある。
以前、「ナイトウォーク」明けに朝一で入店して食べたカレーライスのことをふと思い出し、
オレはそのカレーライスを食べることにしたのだ。

暖簾がかかっているが磨りガラスで店内の見えない怪しい入り口のドアを開けると、店内はサラリーマンや中高年で賑わっている。
もちろん飲酒している人々もいるが、
やはり、この時間は食堂として利用する人が多いようだ。
着席してすぐにカレーライスを注文すると、ほとんど待たずにカレーライスと味噌汁が出てきた。
味噌汁が付くというのが、これまた食堂らしい。
▲カレーライス(500円)。黄色いカレーは新潟のバスセンターのそれを彷彿とさせるが、
バスセンターのカレーと違い、辛さはほとんどない。
野菜のうまみが凝縮されたルウは甘口で、食が進む。
ワンコインながら量はたっぷりで、味噌汁まで飲むと、すっかり満腹になった。
カウンターで料金を支払い、暖簾をくぐって退店すると、
外には磨りガラスからは見えない青空が広がっていた。
外から入ったときには気付かなかった当たり前の光景が、店から出ると新鮮に見える。
もしかすると、この丸大ホールは、リアルな「異世界居酒屋」なのかもしれない。
【今日のまとめ】
もちろんオレは飲んでいない。というわけで。
- 2018/10/28(日) 20:00:00|
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