昨日は、宇都宮のTOHOシネマズに「ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編」を観にいった。
もちろん、MX4D上映のほうを観た。
映画そのものの内容はTVシリーズを(かなり頑張って)圧縮したものであるためずいぶんと淡泊だったが、
新たに再構築された音響と、アトラクション的なMX4Dの動きがあいまって、
総合点としては満足のいく作品だった。
もっとも、これは通常の2D上映でいまさら観るような作品ではない気がする。
それはいいとして、先日の「ザ・グランドスパ南大門」に行ったときもそうだったが、
オレが車で宇都宮に行くときは、きまって新4号バイパスという道路を使う。
その名の通り国道4号のバイパスなのだが、
いつ走っても、それこそMX4Dの映画のようなスリルとアトラクション感を味わえるエクストリームな道路である。
まず、明らかに流れが速い。
自動車専用道路ではないので制限速度は時速60キロメートルなのだが、
ほとんどの車は、遅い車であっても時速70キロメートルから80キロメートルで走行している。
追越車線を走行する車に至っては、オレが時速80キロメートルで走行していても一瞬で抜き去られるので、
明らかに時速120キロメートルは出しているだろう。
そして、時速120キロメートルはともかく、時速80キロメートル程度の走行では一切取り締まられない。
なぜみんなそのような速度で走行しているかといえば、それは新4号がきわめて高規格であるからなのだが、
高規格ではあっても自動車専用道路ではないので、それを自動車専用道路のように走行するにはやはり無理がある。
何より、信号があるのだ。
新潟のバイパスのように完全立体交差にしてくれればいいのだが、
さすがにそこまでの用地取得は難しいようで、頻繁に信号が出現する。
そして、上述のとおりみんな飛ばしているから、その地点における追突事故は絶えない。
また、自動車専用道路ほど路面の状況が良くなく、過積載トラックの走行による路面の損傷が激しい。
そのため、走りながら衝撃を受けることも多いし、
何より雨の日などはその凹みに溜まった雨を並走するトラックにぶちまけられ、さながらスプラッシュ・マウンテンのようになり視界がほとんどなくなったりもする。
そのうえ、道路照明などの設備もあくまで一般道レベルだから、夜間は相当に暗い。
夜間と雨の合わせ技ともなると、もはや勘で走っているような感覚になる。
さらに恐ろしいのが、この道路をロードバイクで走っている人々がいるということだ。
バイクではなくロードバイク(自転車)である。
新4号は自動車専用道路ではないので自転車で走行しても法的に問題はなく、彼らには何の罪もない。
だが、いくら罪がないからといって、自分の命が惜しくないのだろうか。
感覚的には高速道路を自転車で走っているのと変わらないのである。
ちなみに、細かいところでいえば、一般道であるため道路の破線の間隔が短く
(自動車専用道路の20メートル間隔と異なり、一般道は10メートル間隔である)、
高速で新4号を走行していると不思議な感覚になったりする。
時速80キロメートル走行を事実上強いられながらも、
信号があり、穴ぼこがあり、雨の日には水しぶきを食らい、まれにロードバイクが現れる。
こんな道路では一瞬たりとも気が抜けない
(もっとも、気を抜いて走っていい道路などないのだが)。
いまの車ではそれほど怖さを感じないが、以前の軽自動車に乗っていた頃は、この新4号が怖くて仕方なかった。
新4号で軽自動車に遭遇するたび、この人たちはすごいなと、オレは感心してしまう。
【今日のまとめ】
名阪国道も走ってみたい。というわけで。
- 2018/10/03(水) 21:06:18|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0