最近、とある理由で「7つの習慣」を読み返している。
8年ほど前に尊敬する大学の先輩からいただいて以来、数十回は読んでいるのだが、
読み返すたびに新たな発見があるし、まだ実践できていないことが数多くあることに気付かされ、反省点の洗い出しにもつながっている。
今回読み返していて気が付いたのが、サウナに行くことは「第II領域」の活動だということだ。
第I領域から第IV領域というのは、第3の習慣である「最優先事項を優先する」において紹介されている活動の分類だ。
日々の活動を「緊急なことか否か」「重要なことか否か」を構成要素とした4種類の領域に分けたもので、
第I領域:緊急かつ重要なこと
第II領域:緊急ではないが重要なこと
第III領域:緊急だが重要ではないこと
第IV領域:緊急ではないし重要でもないことという分類になっている。
オレを含め、多くの人は第III領域や第IV領域に時間を使ってしまうことが多いが、
それをうまく減らし、第II領域に使う時間を増やすことで、私的成功を目指していくというのが、この第3の習慣の目指すところだ。
よく「時間管理」という言葉が使われるが、
時間は自分の意思に関係なく流れるものなので、実際には管理できない。
だが、時間そのものは管理できなくても、時間を自分がどの領域に使うかはかなりの割合で管理できる。
だから、第II領域に使うための時間を、オレたちは管理するのだ。
第II領域に含まれる活動にはさまざまなものがあるが、その中には、身体のメンテナンスが含まれる。
身体のメンテナンスをしなかったからといってすぐに病気になったり死ぬことはないが、
しばらくしてその影響が現れることを考えれば、それはまさに「緊急ではないが重要なこと」である。
そう考えるとき、サウナはまさに第II領域の活動だ。
サウナは身体のメンテナンスだからである。
サウナと水風呂(または外気浴)の温冷交代浴により、交感神経と副交感神経の切り替えが活発になり、健康な状態が保たれる。
それにより勉強や仕事や人間関係の構築がスムーズになる。
サウナに行くことは気持ちがいいが、それは第IV領域の娯楽とは本質的に異なる活動なのである
(ここで勘違いしないでほしいが、「7つの習慣」では、第IV領域の活動が不要だとは書かれていない
あくまで、娯楽ばかりを楽しんでいては何も生まれないので、その時間を減らそうということだ)。
サウナに行くこと自体が第II領域の活動であるが、
サウナにいる間は、喧騒から離れ、クリアな状態の頭で物事を考えることができる。
それが結果的に、サウナ以外の第II領域活動を行う上での大いなる手助けになることは言うまでもない。
やはり、サウナは、無駄な消耗の対極にあるものなのだ。
【今日のまとめ】
「完訳」の方はまだそれほど読み返せていない。というわけで。
- 2018/09/25(火) 10:28:32|
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