iPhone XSを手に入れたので、さっそくラーメン屋に行ってきた。
これを聞いて、意味がわからないとか、単にラーメンを食べる口実にしたいだけだろうと思う人もいるかもしれないが、
要するに、iPhone XSのカメラの性能を試したかったのである。
オレは基本的にコンパクトデジタルカメラ(CanonのPowerShot G9 X)でラーメンを撮影している。
すべてのラーメンを納得いく形で撮りたいので、デジタルカメラを忘れた日はラーメン屋に行かないことを徹底してきた。
だが、もしiPhone XSのカメラでオレの納得いくラーメンの写真が撮れるのであれば、
デジタルカメラを忘れても安心してラーメン屋に行けるということになる。
下手をすれば、忘れるどころか、デジタルカメラを持っていく必要もなくなるかもしれない。
そういうわけで、ラーメン屋(大宮駅西口の「煮干丸」)に行ってきた。

▲煮干そば・大(790円)。一枚目がiPhone XSのカメラ、二枚目がPowerShot G9 Xで撮ったもの。
結論から言えば、「まあ、iPhoneも悪くはない」という程度で、やはりデジタルカメラは必要だと感じた。
iPhoneのカメラは画素数もPowerShot G9 Xより低いし、背景のボケ感が弱い。
iPhone XSのカメラには背景をぼかす「ポートレートモード」が搭載されているが、
うまくぼかすには対象からある程度カメラを離す必要がある。
ラーメンをポートレートモードで撮るには、座席から立ち上がるなどして距離を確保してどうにか撮影した上、そのままでは被写体が遠い写真をトリミングする必要があるので、
ラーメン屋でそんなことをするのは頭のおかしい人間だと思われそうだし、さすがに難しい。
ぼかさずに撮るのであればその必要はないが、そうすると単純に画質の差が現れる。
また、iPhoneの純正カメラアプリは基本的にシャッター音が消せない。
オレは店でパシャパシャとシャッター音を立てることをマナー的にあまり良しとしないので、これも気になる。
デジタルカメラであればシャッター音は小さいので、店などであればほとんど聞こえない。
やはり、iPhoneはあくまでスマートフォンであってデジタルカメラではないのだと痛感した。
もっとも、夜景などを気軽に撮る場合には、iPhone XSの方がコンパクトデジタルカメラに比べてかなり秀でている部分もある。
オレがデジタルカメラの方が上だと感じるのは、あくまでラーメンを撮る場合だ。
今後も、ラーメン屋に行くときは、必ずデジタルカメラを持参するとオレは心に決めたのだった。
【今日のまとめ】
故障したら買い換えないかもしれないが。というわけで。
- 2018/09/24(月) 11:53:35|
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