きのう大宮で夜に用事があったので、その前に西口の「蕾 煮干分家」に寄った。
休日は並びも出る人気店だが、平日の18時半ごろということもありまだ客は少なめで、半分以上が空席になっていた。
店内に漂う香ばしい煮干の匂いに心躍りながら「辛煮干つけ麺」の食券を買い、店員がお冷やを置いてくれた席に着席し、食券を渡す。
ここは極太麺の茹でに時間がかかるのか、提供時間はいつも遅めで、食券を渡してから10分以上かかる。
店内で流れるFMNACK5をBGMに、おとなしく待つのが作法だ。
▲辛煮干つけ麺・大盛(900円)。
以前は麺とチャーシューと海苔のみだったと記憶しているが、少し前から皿の上に具が美しく盛り付けられるスタイルになった。
見た目が美しくお得感もあるが、個人的には、麺だけを漬けて食べにくいので一長一短のスタイルであるとは思う
(とはいえ、食べ慣れてくるとそこまで気にはならないのだが)。
途中でレモンを麺に絞ると、味の変化によって飽きにくくなるのでおすすめだ。

つけ汁はおなじみの濃厚魚介に煮干をプラスしたものに、さらに辛タレを追加したもの。
決して激辛ではないが、時おり油断して麺を勢いよくすするとむせることがあるので要注意だ。
麺の皿に乗っているチャーシューやメンマなどの具材をよく浸してから食べると、その濃厚さが存分に感じられる。
スープ割りを頼むと柚子パウダーが追加され、最後まで美味しく飲み干せる。
その際、器の底にたっぷりと溜まった煮干の粉によって、いかにこの店が煮干に懸けているかをあらためて思い知らされる。
ここはいつ来ても満足度の高い店だ。
やはり、東口の「本家」よりも、オレはこちらの煮干分家の方が好みである。
このレベルのつけ麺は貴重なので、今後も末永く続いてほしいし、オレも末永く通いたい。
【今日のまとめ】
いまだに煮干そばに辿り着けない。というわけで。
- 2018/09/14(金) 20:50:24|
- 麺
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