
今朝、ふと自販機そばが食べたくなり、車で群馬の「オレンジハット 沖之郷店」に行ってきた。
最新号の「POPEYE」にも取り上げられている、ロードサイドに濃いオレンジの塗装が映えるレトロな外観だ。
ちなみに
前回の訪店は4月だったので、もう4ヶ月以上行っていないことになる。

おなじみのロゴの看板は変わらず綺麗な状態を保っている。
デザインこそレトロだが、あまり古さを感じない。

▲素晴らしいコンディションの自販機たちに敬礼。駐車場にはたくさんの車が停まっていたが、自販機コーナー目当ての客はほとんどおらず、
その多くが麻雀ゲーム目当ての人たちだった
(もっとも、彼らもゲームの合間に自販機フードを食べているのかもしれないが)。
きっと、地元の人々のコミュニケーションの場として機能しているのだろう。
コンビニではゲームはできないのだから、このオレンジハットはコンビニとは異なる独自の存在意義を有しているのだ。
▲天ぷらそば(330円)。前回も天ぷらそばだったので、今回はラーメンかうどんにすることも考えたのだが、
朝に「そばを食べたい」と思った気持ちは揺るがず、今回もそばを購入した。
ニキシー管のカウントが終わると心地いいベルの音が鳴り、取り出し口に丼が現れる。

ここのそばはストレートのしっかりした平太麺で、とても食べごたえがある。
つゆも、業務用のものではあろうが出汁が効いていて、下手な立ち食いそばよりもよほどうまい。
柔らかめのかき揚げの風味もよく、盛り放題のネギとの相性も抜群だ。

綺麗に清掃された白いテーブル席には、無料トッピングの刻みネギと一味唐辛子が置かれている。
刻みネギの下には保冷剤が敷かれており、タッパーにも入っているので衛生的だ。
このネギと一味のおかげで、そばやうどんがより美味しく食べられる。
▲ピリ辛トースト(220円)。トースト自販機で「ピリ辛トースト」も購入して食べた。
アルミホイルを剥がすにも一苦労の熱さのトーストは、ピリ辛ソースの塗られたハムがよく合う。
最後に、家で食べる土産として、ハンバーガー自販機でカレーバーガーを購入して帰った。
ここは、うどん・そば・ラーメン、トースト、ハンバーガーの「三種の神器」がすべて食べられるのも素晴らしい店舗である。
昨日の朝、群馬県のコンビニ「セーブオン」が全店閉店した。
オレはそれほどセーブオンを頻繁に利用していたわけではなかったが、閉店によるショックは思いのほか大きい。
もし、このオレンジハットにもそういう日が来るとしたら、オレが受ける精神的ダメージは計り知れない。
そのダメージを少なくすることは難しいかもしれないが、後悔を減らすことはきっと可能だ。
そのためにオレがいまできることは、ただ「行けるうちに行っておく」、それだけだ。
【今日のまとめ】
POPEYE効果はどれほどなのだろう。というわけで。
- 2018/09/01(土) 21:44:13|
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