先日、大宮で夜まで用事があり、その帰りに「蒙古タンメン中本 大宮店」まで歩いた。
ところが、日曜の19時台という時間帯もあってか、中本には店外の階段いっぱいに行列ができている。
待ってまで食べたい気分でもなかったオレは駅の方向へと戻り、ほとんど無意識に「いづみや 第二支店」へと入っていた。
隣り合う建物ではあるが、やはり、第二支店のほうが雰囲気が落ち着いている。
「ふらっと入る」という表現があるが、このときのオレは、まさしくふらっと入った。
この日は別にものすごく酒を飲みたいというわけでもなかったし、そもそもオレは一人で外で飲むことは年に数回もない。
そんなオレの身体が、自動運転のごとく、勝手にいづみやに入ったのだ。
ここ最近はなかなか知人といづみやに行く機会がなく、身体がいづみやを欲していたというのもあるのかもしれない。
▲酎ハイ(350円)。サッポロラガー(赤星)を飲むかどうかで悩んだが、一人飲みで中瓶を空けられる自信がなかったので「酎ハイ」を注文した。
この「酎ハイ」は昔ながらのもので、梅シロップが入っている。
要するに、悪魔の酒たる「梅割り」のソーダ割りだ。
それほど度数は強くないが、身体にジワジワと効いてくる辺りは梅割りとそう変わらない。
このあともう一杯「酎ハイ」をおかわりしたが、たった二杯ながら、帰宅後に頭痛に苛まれた。
▲もつ煮込み(170円)。最初のつまみはいづみや名代のもつ煮込みだ。
これを注文しなかったことはないし、おそらく9割の客はこれを最初に注文する。
むしろ、着席して最初の注文で悩んでいると、店員の方から「何にする? 煮込み?」と訊かれるくらいだ。
甘さがなく、それでいて味噌の効いた汁にたっぷりはいった柔らかいもつは、じっくり煮込まれているからか臭みがまったくない。
170円という価格も脱帽で、さすが看板メニューである。
▲かつ煮(400円)。久々にかつ煮も注文した。
端的に言えば「かつ丼の上の部分」であるが、甘みのあるタレにたっぷり浸かっている。
もつ煮込みとは対象的に砂糖のよく効いた甘いタレなので、酒の悪酔いも抑えられる。
これがうまいということはさぞかつ丼もうまいのだろうが、オレはまだいづみやでご飯物を食べたことはない。
▲ハムカツ(300円)。そして最後に食べたのがハムカツだ。
煮込みもそうだが、いづみやに来てこのハムカツを注文しなかったことは一度もない。
世間では分厚いハムカツがもてはやされるが、このサクサクで薄いハムカツにウスターソースをたっぷりかけるのがオレは好きだ。
ちなみに、先にハムカツを食べきってしまうと、皿にまだキャベツとパセリが残っていても回収されてしまうリスクがあるので、キャベツとパセリを先に食べるのが玄人の食べ方だ。
これだけ食べても計1570円だ。
「せんべろ」には収まらなかったが、たまに来る分にはこのくらいで問題ない。
次は誰かと来て、「赤星」を一杯やりたいところだ。
【今日のまとめ】
肉豆腐も食べるべきだった。というわけで。
- 2018/08/28(火) 23:10:28|
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