▲げんこつハンバーグ。例によって、先日「サウナしきじ」に宿泊した翌日、「さわやか」でハンバーグを食べた。
今回は昨年オープンした沼津学園通り店に行ったのだが、11時台で30分以上の待ち時間だった。
さわやかでは1時間超えの待ち時間も珍しくないが、平日であることを考えればこれでも待たされたほうであり、既に盆の帰省が始まっていたということだろう。
上記の写真を見ればわかる通り、さわやかのハンバーグはレアの状態で食べるのがデフォルトだ。
レアとはいえ火は通っているし、新鮮な肉なので不快感はなく、安心して肉のうまみを楽しめる。
オレは大学生になるまで、レア肉を食べたことがなかった。
それはオレの好みというより家の問題で、単に親がレア肉を食べなかったので、オレもその機会がなかったということなのだが、
食べたことがないだけに、はじめはレア肉を食べるのが怖かった。
今でも、完全な生肉はあまり得意ではない。
そんなオレも、学生になってからは付き合いでローストビーフやシュラスコなどを食べる機会に恵まれ、レア肉も好きになったのだが、
きっと静岡の人々は、このさわやかのハンバーグを子供の頃から食べているのだろうから、
オレのような「レア肉を食べないまま大人になった人間」はさぞ希少種ではないかと思われる。
市井の人々に、気軽にレア肉に接する機会を提供しているさわやかの凄みを感じるところだ。
オレの住む北関東には、「フライングガーデン」というハンバーグ屋がある。
フライングガーデンのハンバーグもまたうまく、たまに行くと、「別にさわやかをありがたがる必要はないじゃないか」と思うことがある。
しかし、たまに静岡に来てさわやかに行くと、そんなことは全くないとあらためて思い知らされる。
どちらが上だというつもりはないが、やはり全く異質で、さわやかのようなハンバーグは他では食べられないということに気付く。
さわやかが頑なに静岡県外に展開しない理由も、なんとなくわかる気がするのである。
【今日のまとめ】
食後のハッカ飴が最もさわやか。というわけで。
- 2018/08/13(月) 18:55:24|
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