インターネット上で、よく「日本語が怪しい説明書」の類の画像がアップされ、話題になる。
たいていはアジアの国々で製造された商品で、日本語訳が怪しかったり、そもそも文字が間違っていたりする。
この手の説明書を見るたびに思うのだが、なぜ、日本語ネイティブのスタッフを雇わないのだろうか。
「この怪しい日本語を正しく直してくれ」という依頼であれば、
たとえその会社に日本語ネイティブがいなくとも、SNSなどを使ってネット上で簡単に行うことができる。
薄い説明書くらいであれば、怪しい日本語を適切に直す作業に一時間もかからない(下手すれば10分程度かもしれない)ので、
1000円支払うか、その商品を一個無料でくれるというだけでも、暇な日本語ネイティブが充分飛びつくだろう。
別に特定の雇用をする必要もなく、その都度、日雇いで頼めばいい。
日本語ネイティブならば中学生でも問題なくできる仕事なので、人手には困らない。
その結果、説明書は正しい日本語になり、その商品から漂うアジア系独特の胡散臭さが消える。
これは費用対効果としてきわめて大きい。
これはアイデアでもなんでもなく、誰でもすぐ思いつくことだ。
そうであるにもかかわらずそれが実行されないのは、
もしかすると、あのような怪しい日本語の説明書は、実は当初から怪しい日本語であることは織り込み済みで、
SNSで話題になることを狙っているということなのかもしれない。
そうであるとすれば、怪しい日本語は無駄な消耗とは言い切れない。
【今日のまとめ】
ゲーメストの話は禁句。
というわけで。
- 2018/08/09(木) 20:00:00|
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