館林から東北道に乗り、郡山で磐越道に入って猪苗代磐梯高原ICで降りる。
台風12号の接近による雨雲と山間部の変わりやすい天気が相まって不安定な空模様だったが、いっときは晴れ間も覗いた。
避暑地らしくペンションや美術館などが点在する町並みを抜け、カーブだらけの峠道をしばらく走ると、開けた湖畔に「まちの駅」が現れた。
▲静かな湖畔。
この「まちの駅」が、今回の旅の最初の目的だった「奥裏磐梯らぁめんや」を兼ねている。
元々は喜多方の「喜一」に関連する店だったようだが、現在は独立した店になっているという話だ。
人気店ということもあり店内は待ちがあったが、名前と人数を記入して待つシステムなので気は楽だ。
不安定な天候もあってか、土曜とはいえ大混雑というほどでもなく、20分弱で案内された。
「まちの駅」の建物は玄関で靴を脱ぐ古民家スタイルなので、店内は一部を覗いて座敷だ。
4人で来たので、テーブル一つを4人で占有することができた。
メニューは会津山塩ラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメンの三種に各種チャーシューメンを合わせた計6種。
せっかくなので、「会津山塩チャーシューメン」の大盛を注文した。
▲会津山塩チャーシューメン・大盛(1150円)。透き通った塩スープのラーメンにチャーシューがたっぷり円を描いて載ったスタイルは、まさしく喜多方ラーメンのそれだ。

麺も喜多方ラーメン的な平打のちぢれ麺だが、比較的歯ごたえのあるもの。
「喜一」などの柔らかいそれとは一味違った食感を味わえる。
透き通った山塩のスープは芯がありながらも優しい味で、嫌な塩辛さがまったくなくゴクゴク飲める。
当地の水質の良さも大きく寄与しているのだろう。
最終的に完飲したが、胃もたれはまったくなかった。
チャーシューは脂身たっぷりだが、嫌な脂っこさは感じず、柔らかく甘みがある。
きっとこれだけをご飯とともに食べても充分満足できることだろう。
4人全員が完飲し、大満足で退店した。
不安定な天気ではあったがこのときは綺麗に晴れていて、湖にはボートで泳いでいる人の姿も散見され、実にのどかな光景だった。
台風の進路から離れた形でタイミングよく関東を離れ、こうして休日を満喫できる幸せを存分に噛み締めることのできたひとときだった。
【今日のまとめ】
店内にハチが出現するハプニングもあった。
というわけで。
- 2018/07/31(火) 22:51:18|
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