サウナに行った時にもっとも楽しみなのが、サウナ後の休憩室だ。
サウナと水風呂を何度も往復した後、
タオルで身体を拭き、館内着を着て、髪を乾かし、満を持して休憩室に向かう。
背もたれに角度のついた椅子にどっしりと腰掛け、そのまま一眠りし、「ととのい」という名のディープリラックスを味わう。
その後はそのまま眠ってもいいし、漫画を読んでもいいし、ネットサーフィンをしてもいい。
何も考えずに自由なことをできる時間が与えられる喜びを、全身でかみしめる。
サウナの休憩室には、おじさんが多い。
サウナ自体おじさんが多いので当然だが、サウナの休憩室は、8割方おじさんだ。
オレのような若者(オレもアラサーなので、「若者」と言ったら怒られるかもしれないが、まだおじさんではないと思いたい)は、あまりいない。
サウナの休憩室のおじさんは、眠るスピードが異常に速い。
オレは、サウナは大好きだが、サウナ後にはなかなか寝付けないことが多い。
オレは体力が人一倍ないので、眠るための体力までサウナで使ってしまうのだろう
(よく、年をとると早起きになるのは加齢で眠る体力がなくなるからだというが、眠るにも体力は必要なのだ)。
だから、眠らないまま目だけ閉じていることが多いのだが、おじさんは、みんなすぐに眠る。
中には、椅子に座ってから10秒後にはもういびきをかき始めているおじさんもいる。
これは誇張ではなく、本当の話だ。
10秒で眠れたらどれだけ気持ちいいだろうなと、毎回おじさんが羨ましくなってしまう。
サウナにいるおじさんは、たいてい腹が出ている。
だが、そんな腹が出ているおじさんも、椅子に座れば10秒で眠ってしまう。
見た目によらず、体力があるのだ。
オレも、そんな体力のあるおじさんにならなければいけないなと思う。
【今日のまとめ】
腹は出たくないが。というわけで。
- 2018/07/10(火) 21:36:48|
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