若い女が産婦人科に行くことを、「けしからんことだ」と叩くおじさんがいるらしい。
そういう話をインターネットで目にした。
オレはこれを、最近インターネットでよくある、「仮想敵を叩く人」の類ではないかと疑ってもいるが、
とりあえずは、そういうおじさんが実在すると仮定して書くことにする。
要するに、そういうおじさんは、
産婦人科に通う女は、全員が避妊せずに妊娠したとか、堕胎しに来ていると思っているということなのだろう。
そういうおじさんは、想像力がない。
想像力がないだけでなく、想像力のなさを経験で補うことができなかった、残念なおじさんである。
オレが高校生の時に付き合っていた女は、産婦人科に通っていた。
それはもちろん、オレが妊娠させたからではなく、生理不順などの身体的な事情だった。
器具を女性器に突っ込まれるのが気持ち悪い、という話をよく聞かされた覚えがある。
付き合っていた女でなくとも、友人が似たような話をしているのも聞いたことがある。
こういう経験があれば、産婦人科に通っている女が性的にだらしのない女だと思うことはない。
上記のようなおじさんは、そういう話をしてくれる友人としてさえ、女に恵まれなかったということだ。
先にも書いたが、想像力のなさは、経験で補うしかない。
今回の例で言えば、実際に産婦人科に通う若い女の恋人や友人を持つということだ。
経験が難しければ知識で補うという手もあるが、知識の取得にはバイアスがかかる。
産婦人科に通う女は性的にだらしないと考えている人間は、同じくそうした誤解に基づいて書かれた本やサイトを読む可能性が高い。
だから、知識で経験を補うことは意外と難しい。
この例に限らず、自分が、想像力もなくそれを経験で補うこともできないおじさんになってしまったらと考えると、あまりに恐ろしい。
そうならないためには、行動するしかない。
【今日のまとめ】
差し当たり、SSWおじさんにはならないように気を付ける。というわけで。
- 2018/06/22(金) 21:20:02|
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