先日の旅行で、京都の「ルーマプラザ」に泊まったので、メモしておく。
■京阪電車の祇園四条駅から徒歩数分という好立地だ。
阪急の河原町駅からもアクセスでき、観光にも適している。
ここはサウナのみの利用とカプセルホテルを合わせた利用の場合で受付が別で、
カプセルホテルは3階、サウナは6階にフロントがある。
また、エレベータは1階と3階と6階にしか止まらず、
4階・5階のマッサージやレストラン、リクライニングルームなどに行くには6階から階段で降りる必要がある。
オレはカプセルホテルに宿泊したので3階で受付をし、リストバンドを受け取った。
ロッカーに荷物を収納して館内着に着替え(館内着はロッカー内に入っている)、まず6階に行き、浴室へ向かった。
カプセルホテルの利用者は3階でスリッパに履き替え、エレベータで6階に向かう。
このスリッパを履けるのはカプセルホテル利用客のみなので、6階のスタッフはそれで判別するようだ。
脱衣所にはカプセルホテル利用客専用のロッカーがあり、そこに荷物や館内着を入れる。
浴場の入口前には水素水や電解水のサーバーがあり、紙コップで自由に水分補給ができるのがうれしい。
また、タオルも交換し放題だ。
■浴室には入浴剤の入った高温風呂、ジャグジー、サウナ、水風呂がある。
水風呂の温度は15度台と冷たい。
もっとも、後述する屋上スパの水風呂は19度台なので、冷たい水風呂が苦手な人はそちらを使えばいい。
洗面台は十分な数があり、ボディタオルや歯ブラシや髭剃りも完備されている。
サウナは90度ほどだが、一時間に一回ほどサウナストーンに水が噴射されてオートロウリュが行われるので、体感温度はかなり高くなる
(オレは時間的に参加できなかったが、熱波師によるロウリュや熱波も毎日行われているようだ)。
サウナ室の前にサウナパンツがあり、氷の入ったクーラーボックス、キンキンに冷えた濡れタオルの入った冷蔵庫まである。
水風呂が苦手な人は濡れタオルで身体を拭くだけでも温冷交代浴の効果を期待できるだろう。
螺旋階段を登ると屋上スパがある。
薬湯風呂と水風呂、塩サウナと外気浴スペースで構成されており、外気浴スペースの横には自動販売機が設置されている。
外気浴スペースにはテレビもあり、寝転がりながらテレビを眺めることができる。
外気浴用の長椅子に敷くバスタオルも置かれているので、長椅子に直接身体が触れるのが嫌な人にも親切だ。
薬湯風呂は温度こそ38度前後だったが、かなり「効く」。
数分間浸かっていると陰部や肛門などがヒリヒリしてきて、出た後も指先などから生薬の香りが抜けないほどだ。
これは疲労回復によさそうだ。
■浴場を出て、リクライニングスペースで休憩した。
各チェアの横に小さなテーブルがあり、押しボタンでスタッフを呼び、飲み物を注文できる。
そこでしばし休憩したのち、3階のカプセルに向かった。
カプセルは上下段式で、オレは上段だったが、登り下りはしやすい。
カプセル内には耳栓といろはすが置かれており、どちらもサービスなのがうれしい。
もちろんテレビもある。
ベッドは柔らかく快適で、空調も程よい。
■そして、ここの売りは何と言っても朝食バイキングだ。
サウナのみの利用者は800円で、カプセルホテル利用者は無料で利用できる。
カプセルホテルの朝食バイキングと言ったら簡素なものを想像しがちだが、このルーマプラザのバイキングは全く異なる。
小松菜の「炊いたん」や煮物、漬け物、玉子焼き、納豆、煮玉子、生卵、京風カレー、魚のフライ、味噌汁、
数種類のパンやサラダやヨーグルト、ジュースやコーヒーなど、とにかく何でもあり、もちろん食べ放題だ。
あまりに多くて戸惑うほどだったので、ここに書いた他にももっと色々あったと思う。
オレは普段あまり朝食は食べず、食べても軽めだが、これらを前にしたら食欲がそそられ、大量に食べてしまった。
おかげで昼食がいらなかった。
京都観光は日中から歩き回るので、昼食を食べずに済むほど朝をしっかり食べておけばそれだけアドバンテージがある。
■チェックアウトが12時と遅いのも素晴らしい。
時間が許せば、朝食後に軽くまた眠ることも可能だ。
サウナのみの利用だと、朝まで利用した場合2970円になる。
朝食が800円なのでそれも利用すれば3770円だが、
カプセルホテルは上段なら4000円で泊まれ、サウナも朝食も料金に含まれている。
そう考えると、カプセルホテルを使うか否かで300円も違わないのだ。
カプセルホテル利用の場合は外出も自由なので、カプセルホテルに泊まらない理由はない。
サウナと耳栓のおかげでぐっすり眠れ、疲れもしっかり取れる。
今後、京都に泊まる際はもはやルーマプラザ以外の選択肢がないと考えていいだろう。
【今日のまとめ】
すいばにも近いのが最高。というわけで。
- 2018/06/04(月) 00:02:26|
- サウナ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0