ネット上で、成功を決めるのは才能よりも運の比重が大きいという研究結果が出た、というニュースを目にした。
それは当然だとオレは思う。
どんなに才能があっても、貧しい家に生まれ、親に虐待されてまともな教育を受けることなく育ち、身体や精神に障害があれば、成功することは難しい。
他方で、才能は平凡でも、裕福な家に生まれ、優しい親の下で適切な教育を受けて育ち、身体や精神が健康であれば、成功する確率は高いだろう。
そう考えれば、才能よりも、裕福な家に生まれ、まともな親に育てられ、健常な心身に生まれること、
つまり運がいいことのほうが才能よりもはるかに重要なのだが、そういうことを言う人は誰もいない。
きっと、それを明らかにしてしまうことは残酷だ、というような考えがあるのだろう。
だが、もし成功が運でなく才能による比重が大きいのだとすれば、
成功できなかった人間は才能がないということになってしまう。
その方がよほど残酷ではないかとオレは思う。
むしろ、自分がいま成功していないのは運が悪いだけで、才能がないからではないと思えたほうが、生きる希望に繋がるはずだ。
上記のニュースでも触れられていることだが、これはあくまで運と才能の比重の話だ。
才能がまったくなければ運を引き寄せることも難しいし、逆に才能がいくらあっても不運であればどうにもならないということを意味するにすぎない。
それは当たり前のことなのだが、自身の才能のなさを悲観するという無駄な消耗を遠ざけられるという点では、とても有益な情報であるように思える。
【今日のまとめ】
おみくじは必ず引く派。
というわけで。
- 2018/05/01(火) 21:02:55|
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