先日、「日本一美しい女子大生」が決まった、というニュースを目にした。
要するに女子大生のミスコンのようなものなのだろうし、だからどうしたという話なのだが、
もし、「日本一不細工な女子大生」というコンテストを行ったら、確実に「炎上」するだろうなとオレは思った。
「美醜」という単語があるように、人間の容姿について語ることは無駄な消耗であることが多い。
個人的なレベルでいえばオレは美人の方が好きだが、
基本的に、美醜のどちらであっても、
世間的には男女かかわらず、他人の容姿については言及しないほうが無難だ。
不用意に、美しいからどうのこうの、という発言をすれば、
人によっては「ではもし美しくなかったらどうだったのだ」という受け取り方をしかねないからである。
「日本一美しい女子大生」というのは、その容姿についての言及の最たるものだ。
それに選ばれなかった女子大生は、少なくとも日本一美しいわけではないということになってしまうし、
エントリーしたが序盤で落選した人は、そもそも美しくすらないという烙印を押された恰好になる。
他人をブスという人間はそういないが、
基本的には、「ブス」と呼ぶことが禁忌であるなら、「美しい」と言うこともまた禁忌だ。
それは容姿についての言及という意味で何も違わない。
その意味では、「かわいい」という単語は便利だ。
「かわいい」というのは形質だけでない精神的な愛着も包含するので、
客観的にはブスであってもかわいい、という状態は存在し得る。
「かっこいい」についても同様のことがいえる。
異性を褒めたいなら、「かわいい」「かっこいい」を使うのが得策だろう。
【今日のまとめ】
「萌え」はやめた方がいい。というわけで。
- 2018/04/06(金) 23:18:13|
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