Twitterのタイムラインを見ていると、よく、「自分はこういうことが得意だ」ということを言っている人がいる。
オレはそうした人が、皮肉なしに羨ましい。
オレは、自分が得意だと言えることが何もない。
ブログは毎日書いているしメールマガジンも毎月書いているが、
オレは文章を書くことが好きではあっても得意ではない
(むしろ、得意でないからこそたくさん書くようにしている)。
強いていえば、締め切りを守ることは得意かもしれないが、
それは得意不得意ではなく人として当たり前のことなので、得意だと誇るようなものではない。
曲を作ることは可能だが、それも得意というわけではない。
オレよりももっと上手い人はたくさんいるし、商業的に上手くいっているわけでもないので、
オレのレベルで得意だなどと言っていたら自惚れになってしまう。
オレはいったい何が得意なのだろうかと客観的に自分を見つめるように心がけてはみるが、
いくらそう考えても、何も浮かばないのである。
たとえ他人に分析してもらって、「お前はこれが得意だろう」と言われても、
きっとそれはオレが納得できる「得意なこと」ではないだろう。
オレは理想が高すぎるのかもしれないと思うことはある。
先に書いた通り、
周囲にもっと上手い人がいくらでもいるのだから、このレベルで「得意だ」などと言うのは恥ずかしい、と考えてしまうことがオレは多い。
だが、それは実際にそうなので、無駄な消耗だと思ってしまうのが実際のところだ。
きっと、何かの分野でトップに立つことができれば、オレはそれを「得意だ」と言えるのだろう。
だが、そうしたものがこれから見付かるのかと考えると、難しいとしか思えない。
もっとも、別に得意なものがある必要もない。
オレは得意なものが何もないことで自尊心が傷付いたことはないし、自信がないわけでもない。
無理に得意なことを探すほうが、オレにとっては無駄な消耗なのかもしれない。
【今日のまとめ】
メルマガが100号まで行ったら「メルマガを書くことが得意」と言えるのだろうか。というわけで。
- 2018/03/30(金) 21:20:12|
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