先日、Twitterのリツイートで、
二郎インスパイア系のラーメンに中本インスパイアの麻婆豆腐がかかった一杯の写真が回ってきた。
人形町の「火の豚」という店らしい。
どうも聞いたことがあると思って検索したところ、やはり埼玉の久喜に本店があるあの「火の豚」のようだ。
本店の方にもその写真のメニュー「フュージョン」はあるようなので、
きょう、杉戸の「雅楽の湯」に行った帰り、そのまま車で立ち寄った。
14時前の到着で、駐車場は一台分のスペースしか空いていなかった。
しかし入ると中は空いており、カウンター席(店内には複数人用のテーブル席も多くあった)に案内されて着席。
目当ての「フュージョン」の食券を買って店員に渡し、トッピングは「ニンニク」でお願いした。
10分弱ほどで提供された。
▲フュージョン(800円)・ニンニク。想像した通りの見た目。
二郎インスパイア系のラーメンに、中本インスパイアの辛し麻婆豆腐がたっぷりかけられている。

麺はラーメン富士丸のような包丁切り感のある平太麺。
宅麺もやっているようなので、おそらく自家製麺だろう。
このタイプの麺は小麦の味がしっかり感じられて好み。
麺量は250グラムくらいだろうか。
スープは二郎インスパイア系らしい豚骨醤油スープだが、化調の味はそれほどしなかった。
そこに中本風の辛し麻婆豆腐が絡んでいき、いい塩梅に辛いスープとなる。
麻婆豆腐自体は中本ほど辛くない印象。
二郎インスパイア系の麺はすすって食べてなんぼなので、辛くしすぎてすすれなくするのは良くないという判断なのかもしれない。
豚は脂身のしっかりついた柔らかい豚。
一枚だけだがボリュームがあり、かなりうまかった。
完飲はしなかったが、オレはもともとラーメンの完飲はほとんどしない方なので、うまくなかったわけではない。
むしろレンゲでそれなりに飲んだので、非常に気に入ったということだ。
二郎インスパイア系と中本インスパイア系の融合というのは、ありそうでなかなかない。
思いつきはするが、味がうまくはまらないのだろう。
だが、このラーメンは二郎と中本がどちらも好きなオレも納得のいくうまさだった。
単にインスパイア同士を足し算したのではなくて、きっと細かい調整の結果なのだと思う。
気に入ったので、ぜひまた再訪したいところだ。
【今日のまとめ】
風が強すぎてドアが怖かった。というわけで。
- 2018/03/01(木) 22:55:39|
- 麺
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