先日、ある俳優がドラマの撮影後に突然倒れ、その日のうちに亡くなったというニュースを目にした。
その俳優は60代だが、持病などではなく本当に急に倒れたとのことなので、まさに急逝だ。
もちろん、彼が亡くなって残念だという気持ちが第一だが、
そうした死に方が自分の身にも大いに起こり得ることだと考えると、他人事とは思えない恐怖感にも襲われる。
こうしたニュースを目にするたび思うのが、
自分が急死したとき、それをどうやって周囲に伝えるのかということだ。
今は友人知人とのつながりはほぼ全てがインターネットを通じてのものなので、
もしオレが急死したら、それを伝える手段がない。
ネット上で若くして急逝した人の死が伝えられるパターンとして、
家族が、死んだ本人のTwitterなどのアカウントを使ってその旨をツイートするというものがある。
だが、オレの同居する母親はインターネットにあまり詳しくない。
たとえそれが可能であるとしても、オレのiPhoneはパスコードでロックされているので、いずれにせよオレのアカウントからは書き込めない。
死んだ時のためにパスコードロックを外しておいたり、パスコードを教えておくというのもそれはそれで問題があるだろう。
もうひとつのパターンとして、死んだ本人の友人が家族や恋人などから死を知らされ、そのことをツイートするというものがある。
だが、オレの友人でオレの母親と連絡を取れる人間はいない。
オレには妻や恋人はいないし、今後いたとして、その妻や恋人もオレの友人とネット上で連絡を取れるとは限らない。
結局、オレのTwitterやブログやメールマガジンの更新が止まり、
そこから異常事態に気付いた親しい人間が何とかしてオレの消息を突き止めようとし、その結果死を知るという流れしか考えられないことになるが、
そこまでしてオレの消息を突き止めようとしてくれる人間が果たしているのだろうか。
自分はもう死んでいるのだからそんなことを考える必要がないと言われればそれまでなのだが、
この問題はどのように解決すればいいのか、今のところその方法がわからない。
【今日のまとめ】
有名人になるしかない気もする。というわけで。
- 2018/02/24(土) 23:36:13|
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