冬季オリンピックが行われている。
オレは別にこの手のスポーツ観戦に熱心なわけでないが、たまたまテレビを見た時に中継がやっていると、何だかんだで見てしまう。
先日、Twitterで、「日本が凄いのではなく、選手が凄いだけだ」という旨のツイートを目にした。
オリンピックで日本選手を応援したり、上位に入賞した選手を目にして「日本は凄い」と言うのは変で、
国が凄いのではなく選手が頑張っただけだ、ということだろう。
言いたいことは分かるが、それは無駄な消耗だ。
それに、突き詰めると、日常生活にも支障が出るだろう。
オリンピックの選手は、国の代表として参加している。
建前のような部分はあるかもしれないがそれは事実だし、
現に、金メダルを獲得した選手には総理大臣が電話で祝福している。
大袈裟に言えば、選手はオレたちの仲間だということになる。
オリンピック選手を仲間だと言うと大袈裟に聞こえるが、
「仲間が活躍するのを目にして『その人が頑張っただけで、自分には関係ない』と言っている」と一般化すると、
それはむしろ礼を欠く行為であるとさえ感じられる。
友人や会社の人間が活躍した際に、それを讃えることをせずに「その人が頑張っただけだから自分は関係ない」と無反応でいることが正しいのだろうか。
むしろ、素直に賞賛する方が自分の得にもなるし、たとえ得にならなかったとしても少なくともマイナスはない。
一方で、他人を賞賛しない人間は他人からも賞賛されないし、助けてももらえないので、そちらは大きなマイナスだ。
それは明らかに無駄な消耗である。
別にオリンピックの選手を無理に応援すべきとは思わないし、「日本は凄い」と思うべきだとは思わない。
だが、日本を応援している人や、「日本は凄い」と言っている人を嘲るような態度は無駄な消耗で、淘汰の速度を早めるだけだろう。
【今日のまとめ】
「カントリーマアム」から8年。というわけで。
- 2018/02/20(火) 14:38:36|
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