もう何度かこのブログでも触れていることだが、
先日、都内のあるクラブが風営法違反で摘発される事件があった。
深夜に客にダンスをさせたことが違反の内容だった。
要するに、深夜でない営業ならば、客にダンスをさせても問題はないということだ。
ならば、深夜以外にイベントをたくさん開催するようにすればいいという話になるが、
流石のオレも、そんな簡単な話ではないということは分かる。
つまるところ、平日の深夜以外にイベントを開催しても、みんな仕事があって来られないのだ。
では風営法の方がおかしいのかと言われると、問題はあるにせよ、一概にそうは言えないだろう。
周辺の騒音問題はあるし、夜の方が日中に比べて治安の悪さを招きやすいのは事実だ
(それは、公共交通機関が動いていないことや、辺りの暗さも当然関係している)。
よく、風営法は悪者として槍玉に挙げられるが、
本当におかしい法律ならば、多数決の民意によって既に変わっているか、なくなっているはずだ。
だとすれば、平日の日中にみんな仕事があるという環境の方が、実はおかしいのではないだろうか。
もちろん分かっている。
こう書けば、「おかしいのはお前だ」と言われるだろう。
平日の日中は働くのが普通で、遊んでいる暇などない、と言われるだろう。
しかし、事実として、平日の日中に多くの人間
(もちろん全員でなくていい。そもそも、クラブに遊びに行きたい人間ばかりではないのだから)がクラブに行ける労働環境が整えば、
深夜の騒音問題は起こらないし、治安も悪くなりにくいし、
何より、風営法違反を犯すクラブもほとんどなくなる。
客の側も、遠慮なく酒を飲み、音楽を聴きながら踊ることができる。
「働き方改革」というワードをここ数年で耳にするようになったが、
本当の「働き方改革」というのは、日中にクラブに行ける人間がもっと増えるような環境を作ることなのではないだろうか。
少なくとも、それは無駄な消耗ではないだろう。
【今日のまとめ】
オールイベントだと眠くなってしまうし。というわけで。
- 2018/02/17(土) 21:56:09|
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