Twitterで、ある大学の教員が「最近の学生はレポートで文頭を一字下げない」とツイートしているのを目にした。
おそらく、インターネット上でコミュニケーションを取ることが一般化したことで、
原稿用紙を使って文章を書く機会が少なくなり、そうしたルールも身に付きにくくなったということなのだろう。
文頭を一字下げるというルールは、基本的には、一行の文字数や大きさが決まっている文書に適用されるルールだ。
任意の改行が許されない文書では、段落ごとに文頭を一字下げることで意味の区切りをはっきりさせなければ読みにくい。
だから、たとえばこのブログは一行の文字数が決まっていない
(一応ある程度決まってはいるが、任意の改行が許されるので、行末まで書くことが少ない)から、
特に文頭を下げる意味がなく、オレは下げないようにしている。
以前は下げていたこともあったが、特に視覚的な見やすさを得られなかったので、無駄な消耗だと感じてやめた。
そもそも、このブログは文書ではない。
ルールを知ることは大事だ。
学生が提出するレポートは文書に準ずるものなので、そのルールは守らなければならない。
だが、そのルールがいかなる場合に適用されるものなのかを知っておくことは、無駄な消耗を避けるために欠かせないことだ。
本来そのルールが適用されない場面で、そのルールが適用されるものと思い込み、勝手に縛られることは、無駄な消耗でしかないからだ。
【今日のまとめ】
最後に「以上」と書くルールもそうだ。というわけで。
- 2018/02/11(日) 20:00:00|
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