ネット上で「吉野家コピペ」が話題になっていた。
2000年代初頭にインターネットで人気のあったコピペであるが、
昨日のエントリで書いた牛丼屋の無料行列騒動がそのコピペの内容を想起させたからか、
Twitterなどで思い出したようにこのコピペを使い、当時を懐かしむ人が一時的に増えたのだ。
オレも、このコピペを見て、小学生だった当時のことを思い出した。
オレは比較的早い時期から自分用のパソコンを持ち、インターネットに触れていた。
吉野家コピペが流行した2001年頃には既にオレはインターネットに入り浸っていて、
あの「2ちゃんねる閉鎖騒動」もリアルタイムで経験したし、
当時はいま以上に煙たがられていた固定ハンドルネームを使い、ガンダム関連のスレッドを立てたりしていた。
「ドラサイト」を中心としたFlash動画も毎日のように見ていたし、CGIゲームのチャット欄で年上の人間と夜まで交流していたこともある。
懐古と思われるかもしれないが、この時期は、客観的に考えても、インターネットが最も面白かった時期だと思う。
2chも「便所の落書き」とは言われていたが、今のように陰湿な雰囲気はなかったし、
また、今のように、常に何かが攻撃の対象とされているような状況ではなかった。
汚く稚拙な言葉が飛び交ってこそいたが、そこには知識も教養も存在していた。
オレはほとんど本を読まずに育ったので、オレの教養はインターネットを通じて醸成されたと言っていい。
この時期にインターネットに触れていなければ、オレは今ごろ野垂れ死にしていただろう。
昔を懐かしむことは、無駄な消耗だと言われるかもしれない。
だが、自分の原点が何であったかを確認することは、決して消耗ではないとオレは思う。
【今日のまとめ】
「hatten」のメロディが脳裏に浮かぶ。というわけで。
- 2018/02/07(水) 23:31:18|
- 日記
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確かに一昔前、平成8年頃に“たまごっち”が流行した時に初期のインターネットで“たまごっちの生育日記”を綴っている人も居ましたね。
今思えば、今日の“ブログ”の様なものの、はしりだったのかも知れませんね。
- 2018/02/08(木) 12:35:03 |
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- 大野 #-
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コメントありがとうございます。
当時はブログサービスのようなものもほとんどなく、
自身のホームページ(もはやこれも死語かもしれません)を持っているだけでも少し特別感がありましたね。
今ではジオシティーズなども無くなりましたし、遠い過去のように感じてしまいます。
- 2018/02/08(木) 19:36:08 |
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- キムラヤスヒロ(鳩) #-
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