受精卵の染色体を着床前に調べ、異常のないものを支給に戻す「着床前スクリーニング」という技術の臨床研究が始まったというニュースを目にした。
これを活用すれば男女の産み分けも可能になるらしい。
それが倫理的にどうかという話はオレは興味がないが、
もしこれが認められるようになれば、次の丙午の年である2026年はどうなるのだろうかと思った。
丙午の年に生まれた女は気性が荒いらしい。
これはもちろん迷信だが、後で「お前は丙午の年に生まれたせいで気性が荒いのだ」と言われるのも気の毒だからか、出生率はやはり下がったらしい。
だが、男女の産み分けが可能になれば、女が生まれてしまう可能性は排除できる。
2026年までに着床前スクリーニングが認められていれば、2026年の日本では男しか生まれないかもしれない。
そうなれば、女子校はその世代の入学者がいなくなり、経営が悪化し、中には経営破綻する学校もあるかもしれない。
女児向けのベビー用品を作っている企業は、一年間売上げが激減するだろう。
迷信は無駄な消耗だが、子を産むという行為は別の人間を創出するものだ。
自分にとって無駄な消耗であっても、その子供が迷信により外部から傷付けられるリスクを考えれば、
簡単に「そんなものは迷信だから関係ない」とは言えない。
だが、その結果、男しか生まれないとなれば、上記のような綻びが生じうる。
着床前スクリーニングの実用化は、2026年を過ぎてからのほうが良さそうだ。
【今日のまとめ】
競走馬ではもっと禁忌だ。というわけで。
- 2018/01/29(月) 23:10:18|
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