きょうは成人の日だったそうだ。
オレの地元では成人式は昨日だったが、これは一見センスがないようで珍しくセンスがある。
成人式後の同窓会で酒を飲んでも次の日にゆっくり休め、その次の日から大学や専門学校や仕事に行けるからだ。
Twitterを見ていると、成人式に行かないという人間や、かつて行かなかったという人間が散見される。
もちろん行く義務はないので無理をして行く必要はないが、
オレが成人式を迎えた時は、「行かない」という発想がなかったので、行くか行かないかで悩むことのできる繊細さは少し羨ましい(もちろん、悩まずに「行かない」と決めている人間もいるだろうが)。
「成人式に行かない(行かなかった)」という事実を、弱者としての逆マウンティングに用いる人間もTwitterでは多い。
「みんな成人式に行っているが、あんなのに行くなんてバカじゃないのか」というスタンスで、弱者の側から強者を見下す。
インターネットでは、リアルでの弱者こそ逆に支持されたり、賞賛されたりする傾向があり、
むしろ弱者の方がマジョリティですらあるようにも思える。
だから、リアルでは行く人間の方が圧倒的に多い成人式も、Twitterでは行かないことを主張する方が支持される。
インターネットではいじめは殺人並みの悪だし、ブラック企業は犯罪者集団だが、リアルではそのどちらもなくならない。
それが異常なことだとはオレは思わないが、無駄な消耗ではないかとも思う。
インターネットで逆張りをし、同じ弱者たちからの賞賛をいくら集めたところで、永遠に強者にはなれないからだ。
もちろん強者になる必要もないが、かといって逆張りをする必要もない。
オレは「現実で行動を起こせ」と言っているのではない。
現実で行動を起こしたからといって現実が変わるとは限らないし、変わらない可能性の方が高いだろう。
だが、インターネットで弱者同士で結託しても、現実はまた変わらない。
弱者が無駄な消耗をすれば、より弱者になる。
それは間違いのないことだ。
【今日のまとめ】
Facebook軍とはまた毛色が違う。というわけで。
- 2018/01/08(月) 23:02:48|
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