先日、さいたま新都心で「ガールズ&パンツァー最終章 第1話」を観た帰り、
そのまま徒歩で以前から気になっていた「つけ麺 どでん」に寄った。
その名の通り、北浦和の旧ラーメン富士丸「どでん」の系列のつけ麺専門店だ。
さいたま新都心からは徒歩9分ほどあり、駅で言うと与野から歩く方が若干近いと思われる。
土曜の昼ということもあり到着してすぐには座れず、食券を店員に渡して店外で待ったが、
ちょうど先客の退店があり、数分で着席できた。
綺麗な店内にコの字型のカウンターがあり、BGMは終始RADWIMPS。
特徴的なのがセルフサービスのトッピングで、
ニンニク、玉ねぎ、桜えび、刻み海苔、魚粉、酢玉ねぎ、生姜、ごま、生卵、茹で卵などの豊富なトッピングを、
自由に好きな分だけ取り皿に乗せることができる。
食べ始めてからでも欲しいと思ったトッピングを好きに追加できるのはありがたいことだ。
▲極どろつけ麺・中盛(850円)。
つけ汁は定番の濃厚魚介系だが、比較的甘めの味付け。
これに魚粉やニンニクを入れて食べるとより深みが増す。
うまかったが、後述する通り別添のアブラと麺の相性が良いために、つけ麺でありながらつけ汁をかなり余してしまった。
麺量が多いために満腹になってしまい、スープ割りをしたが半分以上残す結果になった。
味が悪かったのが理由ではないだけにいささか残念だ。

麺は二郎系(旧富士丸であるため、「インスパイア」ではなくあえてこう呼ぶ)の「どでん」らしく、長さ太さが不均一の極太麺。
中盛で300グラム。
そのランダムさゆえむしろつけ汁が絡みやすく、そのうまみを存分に味わえる。
かなり好きな麺だ。
豚はローストポークと普通のチャーシューが選べ、今回は後者にしたが、二郎系らしい豚だった。
これならローストポークの方が良かった気がするし、事実、他のお客さんも多くがローストポークを選んでいた様子だ。

そして何よりもこのアブラが良かった。
注文時に「別皿のアブラをお付けしますか」と訊かれ、
オレは普段二郎ではアブラを足さないので断りかけたが、気まぐれで「はい」と答えておいて正解だった。
このアブラのタレそのものに味があるため、小皿に直接麺を漬けて食べるのだが、これが甘くてうまい。
煎餅で「ぽたぽた焼」というのがあるが、あれに似た味だった。
正直、つけ汁が無くてもこれだけで麺を食べ切れるうまさだ。
途中で生卵をこのアブラに投入して麺を絡めると、アブラの甘みに生卵のまろやかさが加わる。
麺を食べ終わった後にさらにそれをつけ汁に投入することもできるので、味の変化にはまったく困らなかった。
850円でこれだけ楽しめるというのはかなりの努力を感じる。
個人的にドンピシャな味だったわけではないが、うまいし、好きな味であることには違いない。
新都心から歩ける距離なので、今後も訪れることがあるだろう。
【今日のまとめ】
カレーつけ麺も気になる。というわけで。
- 2017/12/11(月) 23:53:18|
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