このブログを長年書き続けてきて毎回困るのが、書き出しだ。
最近のオレは無駄な消耗はしないことに決めているので、
たとえいい書き出しを思い付かなくても無理やり書くことにしている。
だから、いい書き出しが思い付かなくてもブログが書けないということはないが、
やはり、書き出しがすっきり決まった場合に比べて、書き出しがぱっとしない場合は、やはり文章全体の流れが悪くなる。
オレは小説家ではないのでわからないが、
きっと小説などでも、書き出しが悪ければきっと読者は減るだろう。
書き手にとって書き出しがうまくいくとその後もすらすらと書けるのと同じで、
読み手にとっても、書き出しが自分にしっくりくればその後も興味深く読み進められる。
しかし、個人的には、唐突に始まる文章も、ブログのレベルであればそれなりに面白いのではないかとオレは感じている。
読者の心を一撃必殺で掴む上手な導入が毎日思いつくのであればそれに越したことはないのだが、
あいにくオレにそんな文才はない。
それならば、毎日ではまずいだろうが、「いきなりこんなことを言うのか」という文章から書き出して、むしろ読者の興味を惹き付けるというのも、飛び道具的にはありなのではないだろうか。
このエントリも、比較的唐突に始まっていると思う。
オレのエントリによくある、「何かをSNSやニュースで目にした」という導入も何もなく、
書き出しについて突然書き出すメタ的な構造から始まっている。
多くの人間は、こうした書き出しを「上手くないから駄目だ」と判断し、削除して書き直すのだろう。
だが、オレはそんなことはしない。
それは無駄な消耗だからだ。
オレのような文才のない人間が毎日ブログを書くには、そうした無駄な消耗を捨て去ることが必要なのだ。
【今日のまとめ】
「筆が止まる」という表現の怖さ。というわけで。
- 2017/12/07(木) 23:55:05|
- 日記
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