怠惰と汗と現実と

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無駄な消耗を好む、自称「仲間」

先日、大相撲の横綱の引退会見をテレビで見た。

気になったのは、引退の発表がここまで遅くなったことだ。
横綱は早い段階で暴行の事実を認めて謝罪していたし、引退する覚悟はその時点で決まっていただろう。
それにもかかわらず発表がここまで遅れたのは、場所中だったからという理由ももちろんあるだろうが、それだけではないはずだ。
おそらく、相撲協会の側で、彼を引退させずに残そうという動きがあったのではないかとオレは思っている。

本人が事実を認め、それが不本意で半ば諦めであるとしても、責任を取って引退を決意しているのに、
周辺の人間が、良かれと思って引退をさせまいと動く。
仮に復帰すればバッシングは避けられないし、もはや復帰することが彼にとって一番の幸せであるかどうかも考えものなのに、
「復帰できるのが本人も嬉しいだろう」とおせっかいを焼き、
まず警察に届け、捜査の進展を待つという至極当然の行動をした被害者力士の親方を批判したり、
「なぜ協会に報告しないのか」などと批判する。
オレがもし横綱なら、もうやめてくれという気持ちになる。

このような人間は、どの社会にもいる。
良かれと思って行動し、かえって相手を追い詰めていく人間だ。
そうした人間は、たいてい「仲間」や「友達」を自称する。
本人は本当に良かれと思ってやっているから、止めようとしてもなぜそれがいけないのか理解できず、止まってくれない。
こうした人間がやっているのは、無駄な消耗だ。
本人も得をしないし、その自称「仲間」も得をしない。

これを解決する方法は、そうした人間に出会わないようにする以外にない。
どうしても運が絡んでしまうが、ある程度まではコントロールが可能だ。
それは、無駄な消耗を好む人間と距離を置くことだ。
自分が無駄な消耗を避けていれば、無駄な消耗を好む人間は自然と遠ざかっていく。
類は友を呼ぶので、無駄な消耗を好む人間は、無駄な消耗を避ける人間には近づかないからだ。

暴行をしたことに関しては同情の余地はないが、
周囲の人間が見当違いの行動を取り、事態がここまで大きくなったことについては、横綱に同情する
(勘違いしないでほしいが、事態が大きくならなければ引退せずに済んだということではない)。
日本で大相撲をするには相撲協会に所属するしかないので、避けようもないからだ。

だが、無駄な消耗を好む相撲協会は、衰退を免れないだろう。
無駄な消耗をやめ、その流れを断ち切らなければ、その終わりも近い。

【今日のまとめ】
最近この話ばかりしている気がする。

というわけで。
  1. 2017/12/01(金) 20:00:00|
  2. 日記
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