咳が止まらない。
オレは風邪を引くと、決まって「喉の痛み→鼻水と咳→咳」という順番で症状が現れ、しばらく咳だけが残る。
咳はいつも一ヶ月ほど続くのだが、今回もまたそうなってしまっている。
内科で呼気の検査を受け、呼気中の一酸化窒素の濃度を測定したのだが、おそらく喘息ではないとのことだった。
しかし症状そのものは気管支が収縮したものなので、気管支を拡張するステロイドの吸入を処方された。
咳が残るのは上記の通り喘息のようなもので、その咳で風邪が他人にうつるということはないのだが、
オレが逆の立場だとしたら、目の前で他人に何度も咳をされるのはやはり嫌なので、どうしても気を遣う。
辛いのは、会話も満足にできないし、歌うこともろくにできないことだ。
普通に会話しようとするだけでも咳が出てくるので、部屋でギターを持っても当然歌うことなどできない。
一度風邪を引くと一ヶ月これなので、オレはいつも喉が痛くなった時点で憂鬱になる。
オレが通っている内科では、基本的に咳止めの薬は処方してくれない。
今回も、吸入の前は漢方薬を処方されただけだった。
吸入薬も咳止めの薬のように直ちに効くわけではないから、咳は相変わらず出続けている。
だが、何となく、そういうところが信用できる気がして、オレはその医者に通っている。
最近話題の「薬は必要ない」と主張するニセ医者は話にならないが、
薬は処方しつつもむやみに強いものを出さずに治そうとしてくれる医者は、なんとなく説得力があるような気がしてくる。
特に咳止めは中毒性がある(オレの知り合いでブロンをオーバードーズした人間もいる)ので、
オレ自身、こうして風邪で慢性的に咳が出るのに、その度にコデインやブロン液を飲むのもあまり気持ちよくない。
無駄とまでは言い切れないが、オレの消耗を避けようとしてくれる医者は悪くない。
そう考えて、オレはきょうも吸入薬を服用して寝ることにする。
【今日のまとめ】
ブロン液の味だけは欲しい。というわけで。
- 2017/11/16(木) 22:57:02|
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