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オレは夜の海岸のような場所にいた。
リゾート地のようで、夜でありながら暖かく、多くの人で賑わっている。
みんな服は着ているので、海水浴目的ではなさそうだ。
突如、風を切るような大きな音がして、オレは空を見上げた。
数十メートルは優に超える巨大な物体が上空を飛行している、あるいは浮かんでいるのが見えた。
ディテールまでは思い出せないのだが、骨だけの姿の鳥に翼が生えているような、不思議で不気味なものだった。
周囲の人々もそれに気付き、辺りは困惑したような声でざわめきだしている。
しばらくその場を滞空していたその物体が、光を発しながら徐々に降下してくる。
オレを含め、人々は異変を感じた。
気付くと、その物体は10メートルほどの大きさの人型になって砂浜に立っていた。
顔は真っ赤に染まり、さながら興福寺の阿修羅像のようだった。
その物体は、周辺にいた人々を襲撃しはじめた。
どのように攻撃していたか、血しぶきが上がっていたなどの記憶はないが、
明らかに人々は殺されていて、悲鳴が聞こえていた。
オレは焦り、すぐ近くにいた見知らぬ外国人の少女と共に、すぐ近くにあったガラス張りのテラスに逃げ込み、
身を伏せてその物体に見付からないようにした
(その物体の真っ赤な顔は、人間と同様に対象を認識しているようだった)。
一旦はその物体は違う場所に向かい、オレたちは難を逃れたかに思えた。
しかし、結局はオレたちもその物体に発見され、視界が血しぶきに染まった。
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この日はそれなりの量を飲酒したため、眠りが浅くなってこのような夢を見たのだろう。
それにしても、B級パニック映画のような夢だ。
恐怖感はものすごく、途中で目が覚めた時はとてもそのような気分ではなかったが。
いったいなぜこのような夢を見たかは謎である。
今日はテレビで「シン・ゴジラ」が放送されていたが、この夢はその前日のもので、
オレは「シン・ゴジラ」が放送されることは今日になって知ったので、夢が怪獣映画に影響された可能性も低い。
真っ赤な阿修羅像のような顔をした10メートルの巨大な人型の物体は、まさに「化け物」と呼ぶにふさわしい恐ろしさだった。
以前に見た夢でもそうだったが、夢の中で死ぬというのは不思議な感覚だ。
ビデオゲームで死んでしまった時のような感覚で、
死んだはずなのに、「自分が死んだ」ということを認識している自分が別に存在するのである。
これはオレが(当然だが)実際に死んだことがないのでそうなっているのだろうが、あまり気持ちのいいものではない。
悪夢ではあるし、積極的に見たいわけではないが、
後から振り返ると非現実的な内容で面白みも感じる。
そのうちまた同種の夢を見たら、こうしてエントリとして記録したい。
【今日のまとめ】
パニック映画をそもそも観ないのだが。
というわけで。
- 2017/11/13(月) 00:15:05|
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