今回の京都行きにおいて、食べたかったものがラーメン二郎京都店のほかにもう一つあった。
それは第一旭や新福菜館のラーメンではなく、「ピネライス」だ。
たまたまTwitterに流れてきたことでその存在を知ったのだが、オレが無知だっただけで、京都ではかなり有名なメニューらしい。
ピネライスは「キッチンゴン」という洋食店が出しているワンプレートの洋食で、
チャーハンの上にトンカツやカレーなどの様々なトッピングが乗ったものだ。
「キッチンゴン」の本店は西陣にあるそうだが、今回はアクセスのいい、京都駅ビルの11階にある店舗に行った。
昼時ではあったが、既に雨が本降りだったこともあってか、カウンター席は空いていてすぐに座ることができた。
メニューを見ると、なんとピネライスだけで10種類ほどある。
事前に調べて知っていたチャーハン+トンカツ+カレーのピネライスをはじめ、
牛カツが乗ったもの、エビフライが乗ったもの、卵が乗ってオムライス状になったものなど、あまりの種類の豊富さに驚いた。
ベーシックなピネライスを食べようとも考えたのだが、ちょうど肉を食べたい気分だったので、
メニューの一番上にあった「テキピネライス」を注文することにした。
先に出てきたサラダと味噌汁を食べながら待っていると、それほど時間はかからずに提供された。
▲テキピネライス(1580円)。
鉄板の上にチャーハンが乗り、そしてその上にカットステーキが乗った豪快な見た目だ。
チャーハンとステーキが同時に食べられる、まさに夢のようなメニューである。
ゴボウチップとガーリックチップの黄色が見た目のアクセントにもなっていて美しい。
チャーハンとステーキは味が濃くて食べ合わせが悪いのではないかと不安になったが、
そこも計算されているのだろう、チャーハンは比較的薄味に炒められているように感じた。
その分玉子の味がしっかり効いていて、このチャーハンだけでもうまい。
そして、ミディアムレアのカットステーキは薄切りながら食べごたえたっぷりで、「肉を食べたい」という欲を存分に満たしてくれる。
ゴボウチップとガーリックチップは食感においてもアクセントになり、甘めのステーキソースに対するいい舌休めにもなった。
京都に来るとどうしてもラーメンを食べてしまうのがこれまでのオレの常だったが、
こんなに素晴らしい洋食があると知ってしまった以上、今後は悩ましい選択を強いられることになりそうだ。
【今日のまとめ】
エスカレーターで大階段を11階まで上がるのは辛かった。というわけで。
- 2017/10/25(水) 23:30:20|
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