きょうは大宮で用事があり、その帰りに「蕾 煮干分家」に寄った。
本当は先日定休で寄れなかった東口の本家に寄りたかったが、あいにく今日もまた定休の火曜である。
13時を少し過ぎた辺りに入店すると、並びが数人あったものの、すぐに空席ができて座ることができた。
ここは極太麺であることもあいまって茹で時間が長く、今回も着席から15分弱待っての提供だった。
▲辛煮干つけ麺・大盛(900円)。
麺は具がふんだんに乗った最近流行りのスタイル。
以前も書いたが、池袋の「狸穴」に似た感じだ。
その「狸穴」も含め、かつては麺だけ(「特製」などを頼むと具が乗ってくる)というスタイルが一般的だったので、
つけ麺にもやはり流行は存在するのだと思う。
東口の本家よりもずっと太い極太の多加水麺はいい茹で具合で、しっかりした歯応えがあり、スープも非常によく絡む。
このタイプの麺は少し茹で具合を間違えると一気にデロデロになってしまい全くうまくなくなるため、なかなか採用するには勇気のいる麺だと思うのだが、
それを堂々と出せ、また実際にこれまで何度も訪れてはずれを出されたことが一度もないのは、店のハイレベルさの証左だといえる。

つけ汁はこの店の売りの煮干つけ汁に唐辛子ダレが混ざったもの。
刻まれた赤唐辛子も入っているので、喉などに引っかからないように注意が必要だ。
辛さ自体は激辛でこそないが、それなりに辛さがあるので、食べ始めは一気にすすらない方がいいだろう。
味は相変わらずの安定感で、一歩間違えればえぐみを感じてしまうほどの煮干が入っていながら食べやすいのは流石だ。
かなりの濃厚さだが、東口の「狼煙」のようにポタージュ状とまでは行かず、
普通に食べてもしっかりスープ割りを楽しめる量のつけ汁が残る。
スープ割りを頼むと柚子のパウダーが足されるので、すっきりした味になるのがまたいい。
今回も欠点がない素晴らしい一杯で、また訪れたいと思える味だった。
きょうは昨日の架線トラブルの影響で宇都宮線がまだ運休しており、大宮駅まで自動車で移動したのだが、
道路の方も渋滞していて、いつもは1時間半弱で行ける道に2時間近くを要した。
もっとも、運休区間を連絡する古河駅から蓮田駅までの代行バスの所要時間も2時間だったそうなので、自家用車で行ったのは正解だっただろう。
今回、初めてルミネ屋上の「大宮駅屋上駐車場」を利用したのだが、立地も景色も良かった。
大宮駅西口の「大宮駅」の文字を至近距離で真裏から覗くことができる楽しいスポットだ。
無印良品が目の前にあるのはポイントが高いし、今後も利用することがあるかもしれない。
【今日のまとめ】
駐車券の機械との距離感の掴み方の難しさ。というわけで。
- 2017/10/24(火) 22:46:53|
- 麺
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0