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古河市民のアイデンティティ

Twitterを見ていたら、複数のイラストの下に空欄があり、
あなたはこれを何と呼びますか、という旨のツイートがあった。
それ自体はよくあるもので、要するに、その呼び方でどの地域で育ったかわかるというものだ。
よくあるものなので普段ならオレはそれを「無駄な消耗」と考えて完全にスルーするのだが、今回は気になるものがあったので真面目に回答してしまった。

それは「業間休み」だ。
これだけで伝わった人は、おそらくオレと近い地域で育った人なのだろう。
小中学校で2時間目と3時間目の間にある、通常の10分休みの倍の20分間ある休み時間を、オレの育った古河市ではそう呼んでいた。

業間休みには「業間体操」と呼ばれる体操があり、
ハウンド・ドッグの「ff(フォルティシモ)」のホームセンター風インストをBGMに、ラジオ体操をアレンジしたような体操を行っていた記憶がある。
体操自体は今もやっていると思うが、 BGMはきっともうハウンド・ドッグではないだろう。

もっとも、「業間休み」で検索すると、もっぱら千葉県の話が出てくる。
先述の通り茨城県古河市には少なくとも存在しているのに、「業間休みは千葉県にしかない」という記述さえ多く見られる。

これこそが古河市の独自性だ。
県境、また県端ゆえに、栃木や埼玉や群馬や千葉の文化がナチュラルに流入している土地こそが古河なのだ。

古河市の市外局番は栃木のものだし、古河は茨城県でありながらかつては下総国だった。
誰も茨城弁を話せず、ほとんどは栃木訛りで、
中学生が高校に進学する際も、多くの市民が栃木や埼玉の高校に進む。
埼玉のローカルネタでよく登場する「北辰テスト」も、オレは毎回受験していた。
市内に存在する駅は常磐線ではなく東北本線のもので、「新古河駅」に至っては古河市ではなく埼玉県にある。
オレは筑波山に登ったこともないし、県庁所在地の水戸にも数回しか行ったことがない。
買い物に行く際は、栃木の小山市に車で行くか、電車で埼玉の大宮まで出ることが多い。

古河市民はこうしたアイデンティティの危機を常に体験している。
茨城県民でありながら、茨城県らしさを知らないのだ。

茨城県民はセンスがない。
これは自虐でもディスリスペクトでもなく客観的事実だ。
しかし、茨城県民にあって茨城県民ではない古河市民は、そのセンスのなさが幾分か薄いのではないかとオレは考えている。
もし今後茨城県のセンスのなさを改善する導きの民が県内から現れるとすれば、それはきっと古河市民だろう。

【今日のまとめ】
「古河」が正しく読まれない可能性が高い。


というわけで。
  1. 2017/10/16(月) 22:15:28|
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