先日、急に「久々に三田本店のラーメンが食べたい」という感情に襲われ、
ちょうど今日、美容室に行くために都内に出る予定があったのでその帰りに田町で下車した。
時刻は13時前。
オレの母校である慶應義塾大学の3限に向かう塾生の列に紛れて桜田通りを直進し、
正門前で塾生たちと分岐してそのまま三田本店へと向かった。
平日だからか思ったほど行列はなく、ちょうど店の前の列の終端に到着した。
回転も速く、20分程度で着席することができた。
店内は3人体制で、オヤジもいたが、調理にはあまり参加せずにカウンターに出たり入ったりしていた。
三田に来るのはおよそ10ヶ月ぶりで、その時は夜の部でオヤジはいなかったので、
オレはそれよりもっと前からしばらくオヤジを見ていなかったことになる。
一時期は痩せたこともあって心配していたが、きょうのオヤジは以前の恰幅のいい姿に戻っていた。
その姿を見ると、オレも頑張らなくてはという気持ちになる。
▲ラーメン(600円)・ニンニク。三田本店特有の逆光の洗礼である。
昼間に来ると、店内が薄暗い上に背後から日光が当たるため、どうしても影が映り込む。
それも含めて三田本店のラーメンなのだと割り切るほかない。

麺は程よい茹で具合で、ブレの多い印象のある三田本店としては当たりの部類
(もっとも、最近のブレがどうなのかは分からないが)。
小麦の旨味がたっぶり詰まった極太の縮れ麺が丼にぎっしりと詰まっていて、一気に食べなければ途中で満腹になってしまうのは相変わらずだ。
密度が高くシャキシャキした野菜、乳化スープ、分厚い豚。
どれを取っても、これぞラーメン二郎というものだ。
この味をこの場所で提供し続けてくれているというその事実がどこまでも尊い。
帰りに三田キャンパスに立ち寄り、しばし休憩した。
オレが卒業してから5年以上が経つが、キャンパス内の様子はそれほど変わっていない様子だった。
もちろん、オヤジのラーメンの味も変わっていなかった。
【今日のまとめ】
まだ銀杏臭くはなかった。というわけで。
- 2017/10/11(水) 22:34:34|
- 二郎
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