テクノパンを経て京滋バイパスから京都縦貫自動車道に乗り、
途中の南丹パーキングエリアでチェアリングを楽しみながら買ったパンを食べつつ、
さらに京都府内を北上して舞鶴へと向かった。
京都縦貫道とそれに続く舞鶴若狭道は暫定2車線の対面通行の高速道路だったが、
空いているからかかなり速い速度で流れていて、ストレスなく無事に目的の西舞鶴駅付近に到着した。
大学時代のサークルの後輩である友人K君のもとを訪ね、合流した上で再度出発する。
目的地は宮津方面だったが、途中で寄るべき場所が当然ある。
それが舞鶴市内の「ドライブインダルマ」だ。


二年半ほど前に訪れた際とまったく変わらない状況で、懐かし自販機が元気に稼働していた。
▲天ぷらうどん(250円)。日本国内で一般向けに稼働している唯一の川鉄製自販機から天ぷらうどんを購入した。
うどん・そば自販機といえば富士電機製のものが有名だが、
この川鉄製自販機は湯切りのシステムが異なり、富士電機のものと比べて穏やかな湯切りだという。
出来上がった丼の排出のされ方も特徴的で、完成すると出口からサッと押し出されるようにして出てくる。
これがまるで、カウンターのあるお店で「へい、お待ち」と大将から丼を差し出されるかのようで、なんとも心地いいのだ。
特筆すべきはその味である。
透き通った薄味のつゆはまさに関西風で、ゴクゴク飲める。
関東の自販機うどん・そばは味が濃くて甘く完飲するには辛いので、これはうれしい。
うどんも程よい茹で具合で、コシはそれほどないがつるつるしていて食べやすく、これも関西風のうどんのように思われる。
天ぷらは桜海老が入った天かすで、かき揚げではないので味気なく感じるが、いざ食べてみるとサクサクで風味も良い。
舞鶴の特産であるかまぼこも入っていて、ほぼパーフェクトな一杯だ。
この「ダルマ」の近辺にはファストフード店やコンビニはない。
そんな環境で、250円でこれだけうまいうどんが食べられるのであれば、近隣の人たちにしてみればうれしい話だろう。
こうして振り返りの記事を書いていると、今すぐにでもまた「ダルマ」に行きたくなってしまう。
気軽に行ける距離でこそないが、いつかまた訪れる日が来るだろう。
【今日のまとめ】
クレーンゲームの商品のチープさも良かった。というわけで。
- 2017/10/04(水) 20:50:47|
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