ここ最近の世間を賑わす不倫のニュースに関して、
「他人の不倫などどうでもいい。騒ぐのは異常だ」という意見を述べる人をSNSなどで多く目にする。
インターネットではいわゆる「世論」のようなものとは逆の主張がありがたがられることが多いので、
むしろこうした主張が主流だろう。
オレも、この主張に何も文句はないし、むしろほとんど同じ考えを持っている。
オレは他人に興味がないし、自分の意思でコントロールできない他人の行動について気にするのは無駄な消耗だからだ。
しかし、SNSで上記のような意見を述べる人々も、また無駄な消耗をしているようにオレには思われる。
たいてい、そうした意見を述べる人々は、憤っていたり、憂いていたりするからだ。
他人の不倫について騒ぐのが異常であることはその通りだが、
それをSNSに書いて憤ったり憂いたところで、騒ぐ人々が騒ぐのをやめるわけではない。
これまで通りの騒ぎは止まらない一方で、
意見をSNSに書いた人間は、それを文字の形で可視化したことによって余計に自身の憤りや憂いを増幅させてしまう。
それは、無駄な消耗にほかならない。
オレたちが考えるべきは、どうしても騒ぐ人間は存在するという現実を直視して、
その中でどのように立ち回るかだ。
いくら自分たちが優位であったり正しかったりしても、そのことで状況が変化するわけではない。
それならば、無駄な消耗をしないように立ち回る方法を模索し実行することが唯一の解決策だ。
たとえば、SNSを見ないというのも一つの策だろう。
まず何よりも、自分が無駄な消耗をしないことが重要なのだ。
【今日のまとめ】
不倫もまた無駄な消耗だが。というわけで。
- 2017/09/08(金) 22:41:51|
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