ある国からミサイルが飛んだ。
オレは自分に責任がない形で自分が死ぬ分にはどうでもいいので、そのこと自体は特に気にならない。
気になったのは、SNSで散見された、
「緊急時なのに、すぐに冷静になって職場や学校に向かうのは不気味だ」という旨の意見だ。
そもそも、騒ぐことに何か意味があるのだろうか。
騒いだり恐怖することでミサイルが空中で消滅したり、あの国がミサイルの発射をやめるのであればオレも騒ぐかもしれないが、そのような因果関係はない。
騒いでも何も変わらないのに騒ぐことは、騒ぐことによるエネルギー消費のことを考えれば、まさに無駄な消耗である。
また、職場や学校に向かうことは、避難の意味でも合理的である。
ミサイルは迎撃されるので、ミサイルそのものが地上に落下することは考えにくく、
もし落下してくるとすれば迎撃により破壊されたミサイルの破片である。
そうした落下物を避けるに当たっては、
いまだ木造であることの多い民家にとどまっているより、
駅舎や列車や職場や学校といった頑丈な構造物に避難していた方が助かる確率は高い。
また、駅舎や列車や職場や学校に集団で避難している方が、一人ではないという意味で心理的にもプラスになるし、
万一の事態があった際に、生きてさえいればすぐに助けてもらえる可能性も高くなる。
これらの点から、すぐに冷静になることは合理的だし、
ミサイルが発射された際に通常通り職場や学校に向かうことも合理的だ。
緊急時には騒いだ方がいいというのは何の根拠もなく、「一見して正しい」とすら思えない。
どうしてそうした考えが出てくるのか、それこそオレにとっては不気味だ。
【今日のまとめ】
オレはけものフレンズで知った。というわけで。
- 2017/08/30(水) 23:41:38|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0