先日、年に一度の眼科検診に行った。
オレは9年前に網膜剥離の手術を受け、
それ以後、当初は数ヶ月に一度、その後は半年に一度、いまは年に一度、眼底検査を受けている。
幸い、今年も網膜剥離の再発はなく、また一年後に行くことになった。
オレの網膜剥離が発見されたのは、都内でレーシックの事前検診を受けたときだった。
レーシックを受ける際、手術の前に様々な検査があり、最後に眼科医の診察を受けるのだが、
その際に、「網膜剥離になっている、レーシックどころではないので今すぐ入院しなさい」と言われたのだった。
あくまで眼科医の診察で網膜剥離が発見されたというだけで、レーシックのおかげというわけではないが、
もしあのときにレーシックを受けようと決断していなければ当然眼科にかかる理由もなく、オレは今ごろ右目を失明していたかもしれないと思うと、
人生はタイミングと運だということをあらためて痛感する。
その後オレは手術を受け、網膜剥離を治療したあとであらためてレーシックを受けて視力が回復した。
レーシックによって、左右とも0.1なかったオレの視力はそれぞれ1.2に回復したが、
先日の眼科での視力検査でも、その1.2の視力は保たれていた。
レーシックにはさまざまな批判がある。
オレは専門家ではないので何が正しいかはわからないし、否定的な意見が正しい可能性もオレは否定しない。
あくまで自己責任でやるべきであって、オレは薦めも止めもしない。
角膜を切る以上、何らかの後遺症があってもまったく不思議ではないからだ
。
しかし、オレはレーシックによって少なくとも8年半は、何の後遺症や不都合もなく、裸眼で視力の良い状態を享受した。
もし今後視力が戻ったり、最悪失明してしまったとしても、この8年半は嘘をつかない。
オレはそれだけで充分という気がする。
オレはその8年半で、裸眼でなければできなかったり、することが難しい経験をたくさんしたからだ。
たとえ今後何かの落とし穴が待っていたとしても、それらの経験は失われない。
時間や経験を金で買うということは、無駄な消耗を避ける上で欠かせないことだ。
【今日のまとめ】
メガネもまだ好きだが。というわけで。
- 2017/08/28(月) 00:21:54|
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