最終日の朝。
7時に起床し、30分ほどで出発してオレの車で皿屋敷さんと共に会津縦貫北道路を走る。
終点の喜多方ICを降り、程なくして到着したのは二年ぶりの「喜一」だ。
まだ8時過ぎだというのに、駐車場はほぼ満車。
喜多方の「朝ラー」文化の根強さを思い知らされる。
しかしカウンター席はどうにか空いており、待たずに着席することができた。
注文から10分ほど待って提供。
▲Sioチャーシュー麺(850円+税)。
透き通った塩味のスープは脂が少ないあっさり系で、朝からたっぷり飲んでも胃もたれしない。
そこに喜多方ラーメンならではのプリプリした食感の縮れ麺とくれば、どんどん食が進む。
チャーシューも、しっかり脂身はあるのだが脂っこくないという絶妙さで、これも朝からいくらでも食べられる。
オレは普段ラーメンをスープまで完飲することはほとんどない(身体に気を遣っているのではなく、胃もたれして飲めないのだ)が、
二年前に続き、このSioチャーシュー麺のスープは完飲した。
皿屋敷さんをお宅まで送り、そこで別れてオレは単身旅を続ける。
磐越道から東北道に入り、安積PAでコインシャワーを浴びつつ向かったのは、那須どうぶつ王国だ。

▲リアルサーバルとトキはいないんだけど。オレは「けものフレンズ」のコラボ目的で来たのだが、場内のお客さんは、夏休みということもあってか一般の親子連れがほとんどだった。
駐車場も満車でこそないがかなり混雑していて、
地方の寂れたそれとはまったく事情の異なる、小奇麗でかなり順調そうな動物園という感じだ。
▲凛々しいマヌルネコ。
▲個人的に一番好きなカピバラのアングル。園内は大きく分けて二つのブロックに分かれているが、
無料のバスで5分とかからず移動でき、混雑していてもすぐに別のバスが来るのでストレスはない。
寒冷地に済む動物はガラスで隔てられているが、それ以外の動物はほとんどが至近距離で見ることができ、
カピバラに関しては柵なしでふれあったり、100円ほどでエサを購入して食べさせることもできる。
空気が澄んだ高原だからか、夏場でも動物園特有の獣臭さが少なく、居心地が良かった。
オレのように一人で来るという客もそういないだろうが、一人でも気疲れなく楽しめるいいスポットだ。
那須どうぶつ王国を出て那須の峠道を下り、那須ICから東北道に乗って館林ICで降り、無事に帰宅した。
900km近い道程だったが、CX-3の好燃費のおかげで一度も給油せずに帰宅でき、ストレスがなかった。
自動車での一人旅は初めてだったが、手荷物を気にしなくていいのは大きい。
酒を飲めないとか、駐車場探しが大変だというデメリットもあるが、それを上回るメリットを感じた。
そう頻繁にとはいかないが、いずれまた自動車で遠出してみたいと思えるいい旅だった。
【今日のまとめ】
きれいに台風から逃げ切った旅だった。というわけで。
- 2017/08/12(土) 22:36:47|
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