オレは他人の愚痴を言ったり陰口を叩くことはほとんどない。
そう言うと聞こえはいいのだが、
それは、オレが人としてよくできているとか、
本当は心の中で文句を抱えているが、それを自制して表に出さないというわけではない。
単に、オレは他人に興味がないので、愚痴を言ったり陰口を叩く余地がないというだけだ。
それが悪いことだとまでは思わないが、
それによって人間としての魅力が削がれているのではないかと感じることもある。
少なくとも、他人に興味がないことは、それによって「人としてよくできている」とみなされる要素ではないだろう。
愚痴や陰口は、その相手をよく観察していなければ出てこない。
ここが嫌だとか、ここが納得いかないというのは、
相手の行動をしっかりと見ているからこそ言えることだ。
他方、オレは他人に興味がないので、そこまでしっかりと他人の行動を観察していないから、
当然、愚痴も陰口も出てこないのだ。
オレが他人に興味がないのは、自己愛が強い結果だ。
自己愛が強くなければ、ブログを毎日書くこともないだろうし、
ごくパーソナルな内容のメールマガジンを毎月欠かさず発行することもないはずだ。
ブログやメールマガジンをやめることはもったいないが、
オレはもう少し他人に興味を持った方が、オレの人生にとってプラスになるのではないかと思われる。
だが、他人に興味を持つために、他人の愚痴を言ったり陰口を叩く練習をするというのもどうなのだろうと思ってしまう。
愚痴や陰口はそれ自体は人間臭さの結果であるが、
それはあくまで「許容される」ものであって、賞賛されるべき行為ではない。
それが目的化するのはやはり良くない。
そうではない形で他人に興味を持つにはどうすればいいのだろうか。
【今日のまとめ】
他人の話を聞くこと自体は好きなのだが。というわけで。
- 2017/07/11(火) 22:49:29|
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