
先日の自販機巡りの際、「ドライブイン七輿」に行ったついでに、
その名前の由来である「七輿山古墳」に立ち寄った。
ドライブインのすぐ裏にあり、徒歩で行くことができる。


綺麗な前方後円型をしていて、墳丘に登ればそのくびれの形状もはっきりと見て取れる。
前方後円墳はこのくびれの美しさこそが良いものだとオレは思っているので、それをこうして体感できるのはありがたい。


墳丘には五百羅漢像と思われる石像が大量に並んでいるが、そのほとんどすべてに首がない。
Googleで検索すると、廃仏毀釈によるものだとか、
寺が墳丘を削り取って五百羅漢を置いたことへの怒りだとか諸説あり、正確な理由はわからない。
だが、偶然でここまで多くの石像の首がもげてしまうことはないだろうから、
そこに明確な意図があり、またそこに込められた気持ちが怒りや憎しみであろうことは容易に想像できる。
オレは霊的な存在は信じていないので、スピリチュアルな空間に来ても特に恐怖を覚えることはないが、
この首のない大量の石像のように具体的に、そして視覚的に訴えられると、さすがに何も感じないというわけにはいかなかった。
【今日のまとめ】
スズメバチに遭遇したことの方が怖かったが。というわけで。
- 2017/06/22(木) 20:45:29|
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