Twitterの単語ミュート機能で「共謀罪」と「強行採決」という単語をミュートした。
もともとオレのフォローしている人々はそれらの単語をほとんど使わないが、万一に備えてだ。
どんな考えを持つのも自由だし、世の中にはさまざまな考えが必要だが、
民主主義をないがしろにすることは許されない。
少数派の意見を尊重することは大切だが、
そのために正当な手続きに則った多数派の意見を無視するのは本末転倒だ。
オレには、国会前のデモはそういうことをやっているようにしか見えない。
Twitterでは、多くのミュージシャンやDJが採決に反対していた。
反対するのは別にどうでもいいのだが、
なぜミュージシャンやDJやアーティストは常にほとんどが反体制的なのだろう。
ロックやアートは反体制が源流だというのかもしれないが、
たとえ昔はそうだったとしても、現在そんなことを本当に意識してロックバンドをやっている人間などほとんどいないはずだ。
結局、一見して多数派に抗うようでいて、
むしろミュージシャンやDJやアーティストの中ではその「多数派に抗う」ことこそが多数派であって、
彼らはあまり考えずにそれに追随しているようにしかオレには思えない。
たまには、政権に親和的だったり、野党を風刺するミュージシャンやDJやアーティストがいてもいいのではないだろうか。
それが多くなりすぎれば確かにつまらないが、現状では逆に少なすぎる。
反体制的な姿勢は、得てして語調が強くなり、政治に興味のない人間を尻込みさせる。
そのことは、作品を通じて政治的な主張をしたいという、表現者自らの足を引っ張ることにもなる。
要するに、無駄な消耗なのだ。
【今日のまとめ】
オレは政治的な曲は苦手だが。というわけで。
- 2017/06/15(木) 21:11:17|
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