今日、電車に乗っていた時、車内の情報ディスプレイに他路線の遅延情報が表示された。
そこには、「◯◯駅付近の架線に付着物の影響で、一部列車に遅れがでています(原文ママ)。」とあった。
言っていることは分かる。
架線に何か(おそらくビニール袋やごみの類だろう)が付着していて、
そのままでは火災などの危険があるので、取り除くためにいったん運休して、それで遅れが出たということだろう。
それは分かるし、それ以外に意味を取りようがないのだが、
「架線に付着物の影響で」という言い回しがどうにも奇妙に思える。
「に」を除いて「架線付着物の影響で」でいい(「でいい」というか、むしろあると不自然だ)し、
「に」を残したいならば、「架線に付着物があった影響で」としないと、日本語として違和感がある。
おそらく、これは鉄道会社独特の言い回しなのだろう。
そのような業種独特の奇妙な日本語というのは、さまざまな場所に存在する。
日本語として奇妙なのは彼らも認識していて、
しかしそのように言うことになっているので、そう書いているのだと思われる。
だとすれば、オレがこのように、その奇妙さについてあれこれ言うのは、無駄な消耗にほかならない。
たまにはオレも無駄な消耗をしてしまうこともあるのだ。
【今日のまとめ】
単にシステムの都合かもしれないが。というわけで。
- 2017/06/12(月) 22:58:23|
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